2014年10月5日日曜日

生後521日目 リフォーム内容確認

息子の症状がやや改善していたので、予定どおり、中古物件のリフォームの内容を現地で確認した。明細にもとづいて細部を詰めていく。妻は新設する巨大なクローゼットの中の造作について、かなり熱心に業者さんと話していた。私は光熱費の中でも特にガス代が気になるので、そのあたりを相談してみた。

私達が購入する物件は、元々都市ガスを使用していた。ただし、お風呂は灯油ボイラーという変則的な構成。これをプロパンガスにした場合、ガスコンロや給湯器の設置と灯油ボイラーの撤去はプロパンガス会社が行うという話だった。その分、ガス料金に転嫁されるのだろう。ある程度は当然だと思うが、それ以上にガス料金に転嫁されることは避けたい。都市ガスを契約して、コンロや給湯器を自分で調達するという方法もある。

そうした話をリフォーム業者さんと不動産会社の担当者に話したところ、リフォーム業者さんから、そのあたりはプロパンガス会社と交渉できた経験があると聞くことができた。
  • 都市ガスとプロパンガスでは熱量が違うが、それを換算した料金に近くできる
  • エコジョーズ(高効率給湯器)にもさせたことがある
 ということだった。交渉先のプロパンガス会社は不動産会社と提携している会社なので、不動産会社の担当者が交渉してくれることになった。それによって妥当な料金で使えるなら文句はない。

ひと通りの確認が終わり、今度はユニットバスの詳細を決めるためにショールームへ。概ね標準構成なのだが、妻は洗い場水栓を掃除の簡単そうなデザインのものを希望。洗い場床の掃除担当の私は、汚れが付きにくく暖かいという床材を追加してしまった。それでも、かなり自制したほうだ。

帰宅してからは、壁紙とクッションフロアを選んでいた。壁紙を貼り直すリフォームの場合、どうしてもデコボコが出てしまうらしく、細かい模様よりも荒い模様の壁紙を選んだほうがいいらしい。また、できるだけ室内を明るくしたいので、基本的に色は白。そうなると数種類に限られる。クッションフロアは制約がほとんど無いので逆に選びにくかったが、これもなるべく明るいものを選んだ。

見積書時点のリフォームの金額は予算の95%くらいで収まっていたが、細々した希望や浴室のオプションを足すとギリギリになってくる。色々考えた結果、一部傷んでいたフローリングのリペアを、単純な保護塗装に変更することにした。おそらくこれで、予算内に収まるはずだ

・・・
息子はリフォーム内容の確認中に左の眉毛の下を蚊に刺されたようで、こんな顔になっている。


 まだ少し熱はあるものの、だいぶ元気になってきた。



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2014年10月4日土曜日

生後520日目 赤ちゃんポストに乳児死体遺棄

ニュースのヘッドラインに、目を疑った。

<赤ちゃんポスト>生後間もない男児の遺体…熊本県警が捜査

 3日午後8時半ごろ、熊本市西区島崎6の慈恵病院で、親が育てられない子供を受け入れるために設置されている「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりか ご)」に生後間もない男児の遺体が入れられているのを女性看護師が見つけ、県警熊本南署に通報した。赤ちゃんポストで子供の遺体が見つかったのは初めて。 熊本南署は、死体遺棄事件とみて捜査を始めた。
 熊本南署によると、身長53センチ、体重約3200グラム。ベッドに裸であおむけに寝かせてあり、メモなどは置かれていなかった。目立った外傷はなかった。
出生時の身長・体重が、息子とほとんど同じだ。足掛け3日間の難産の末、妻が私に抱かせてくれた、あの重みと同じ。息子には口唇口蓋裂があったが、生きて生まれてきてくれたことが嬉しくて、妻と顔を見合わせて涙したことを覚えている。あの日、「絶対治してやるからな」と誓った。

息子は、私達が心から望んで、何年も不妊治療を重ねてやっと授かった子だ。その前には稽留流産で胎児を亡くしてもいる。私達にとって「赤ちゃん」は、限界まで努力した上に幾つもの幸運が重なって、やっと出会える、そんな存在だった。

だから、赤ちゃんの死体遺棄など、どうやってもその心情が想像できない。この男の子は生まれた時には生きていたのだろうか。産声を上げたのか。そして母親に殺されたのだろうか。

望まない妊娠、というのはある。典型的なのは、未婚の若い女性が付き合っていた相手の男性の子供を妊娠したが、周囲に相談できる人もなく相手の男性とも別れてしまった、というようなパターンだ。産んでも育てられない・・・と思うのだろう、一人で産んだ我が子を遺棄した、というニュースも頻繁に聞く。

生まれてすぐの我が子を殺したとしたら、それを忘れて生きていける母親は存在するのだろうか。法の裁きとは別に、多くは自責の念にかられ、心を病んでしまうのではないだろうか。そんな後悔だけの人生を送るより、勇気を出して周囲に相談してほしい。相手の男性がダメなら、親、きょうだい、親戚、友人、市役所、保健師、児童相談所、病院、NPO団体・・・。その他、探せば相談に乗ってくれるところは沢山ある。

相談するのは格好悪いかもしれない。相談相手が親なら酷く叱られる可能性も低くない。しかし、それと「一生後悔し続けること」と比べたらどちらを選ぶべきかは自明なのではないか。

赤ちゃんを育てられないなら、特別養子縁組や児童養護施設、そして里親制度もある。どうか赤ちゃんの未来を閉ざすようなことだけは、思いとどまってほしい。

・・・

まだ38℃台前半の熱があるけれど、前日よりは元気になって嘔吐もしなくなった。お風呂はパスしているので体重は計っていない。けれど、ちょっと軽くなった気がする。



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2014年10月3日金曜日

生後519日目 発熱・嘔吐/1歳5箇月

「熱が出て、K大に行ったのよ」

私が帰宅して最初に妻がそう言った。日中、息子は38℃~39℃の熱が出てぐったりしていたのでつれていったそうだ。私が帰宅した時、息子は布団で寝ていた。いつもは部屋の中を暴れ回っているので、ぐったりしていると心配になる。

それでも私が着替えてくると起きだしてきて、何やらワーワー言っているので、まあ大丈夫かなと思っていた。妻がお粥を食べさせると、それなりの量を食べてくれた。

だが・・・

その5分後、ゲホゲホ言い始めたと思ったら、数分おきの嘔吐が始まった。。。結局20分くらいその状態で、その後は吐くものがなくなったのだろう。横になって眠った。

まあ眠ったというより倒れているというのが近いかもしれない。

このあと1時間くらいして起きた時には、脱水状態にならないように、スポーツドリンクを少しずつ、数回に分けて与えた。午前3時と午前5時にもスポーツドリンクを飲ませたし、朝にはヨーグルトを食べさせた。いずれも吐いていない。


朝の体温は38.3℃で、あまり下がっていない。明日はリフォーム業者との打合せがあるのだが、症状が改善しないようなら延期するかもしれないな。。。

そんな感じな息子は、今日で1歳5箇月である。 この頃になると、名前を呼ぶと返事をするようになると以下のサイトに書いてあったが、それも働きかけがあればこそ。そういえば「ハイって答えようね」とは教えてないな(^^;;

生後1歳5ヶ月|赤ちゃんの発育・発達|ベビータウン



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2014年10月2日木曜日

生後518日目 御嶽山噴火の救助活動に思う

御嶽山の噴火では、現時点(2014/10/02 08:00)で47名の死亡が確認され、戦後最大の火山噴火による災害となった。長野県は毎年10月に旅行している場所で、妻も大好きな所なので、毎日のニュースを複雑な思いで視ている。今年は息子の手術があって長野旅行はできないのだが、せめて遠くから、亡くなった方の御冥福をお祈りしたい。

まだ行方不明の方が残っておられて、警察・消防・自衛隊の方々の捜索活動が続いている。天候も心配だし、また噴火が起こる可能性も低くはない。生命の危険と隣り合わせの、文字通り懸命の活動には最大限の敬意を払いたいと思う。

特に自衛隊の山頂・稜線あたりでのヘリによる救助は、神業としか思えない。水難救助と異なり、高度3000mはホバリングの限界高度であり、高度を維持することすら至難の業のはずだ。稜線付近では火山性ガス混じりの強風が吹く。さらに、万一火山灰をエンジンに吸い込めば・・・想像するだけで背筋が寒くなる状況だ。超ベテランのヘリパイのみが成せる技だと思うが、どうか安全第一で・・・。

山や海での遭難や事故のニュースを耳にすると、どうか息子がそうした事故に遭わないようにと、願わずにはいられない。大学生になって、登山を趣味にするようになったらどうしよう・・・とか、1歳5箇月の今から心配になっている。



その息子は、時計回りでぐるぐる回り、その後ダッシュ→妻に突撃、のパターンで延々と遊んでいる。活動量が多すぎるのか、大量に食べているのに体重が増えない。それどころか11.2kgと前日から100g減っている。

気になるのは、また少し鼻水と咳が出ていることだ。まあ、月末の術前検査の時に何もなければそれでいいのだけれど。。。





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