2013年8月9日金曜日

生後99日目 3箇月健康診査

昨晩、お風呂に入る前のこと。息子の様子を見た妻が一言。

「あ、テープきれいに取ってくれたんだ」

「ん? 何もしてないよ」

「えっ? じゃぁこの子が自分で取ったの?」


明らかに息子が自分で取った絵面だが、これを見てどうして私が取ったと思うのだろうか(笑。

ホッツ床もテープもデュオアクティブも全て取ってしまったのだが、時間なのでこのまま風呂にはいる。すべて取っていると、お顔を丁寧に洗えるし、本人も開放感を感じているのではないかと思える。

お風呂の後は、いつものテープ工作。肌荒れを最小限にするために、頬に直接貼るデュオアクティブは可能な限り小さくする。小さくすると当然剥がれやすいのだが、息子が快適に過ごせると思えば、作り直す手間は僅かなものだ。体重は7.0kg。

テープを貼り直し、授乳した後でぐずりはじめた。妻のリクエストにより「生後97日目 赤ちゃんが泣きやむアプリ」で紹介したSmiRingを起動し、「おもちゃ」の音を聴かせると、2分ほどで泣きやんだ(!) 昨日の日中、色々試して探し当てたそうだ。夜中に一度起きた時も、「おもちゃ」の音で泣きやんで比較的スムーズに授乳することができた。息子には「おもちゃ」の音が良いらしい。

さて、今日は3箇月健康診査を予約している日だ。本来は発達確認の観点で、完全に首がすわってから受けたほうが良いと言われたのだが、予約した頃は手術の日程がわからず、 今日を予約していた。今回は私は付き合えないので、妻が一人で息子を連れて行くことになっている。今日は全国的に猛暑日だから気をつけさせないと。

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3箇月健診の結果:

  • 体重 7,040g
  • 身長 64.4cm
  • 頭囲 41.8cm
  • 首すわり あり
  • 心雑音 なし
発達も問題なしとされ、ひと安心。小児科の先生には、口唇口蓋裂の治療経過と予定をお伝えし、医大附属病院で頂いたパンフレットも渡しておいたそうだ。今後、口唇口蓋裂のお子さんを出産される方の参考になればいいと思う。

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夕方には、妻の同級生(高校だけなら私の同級生でもある)が帰省で帰ってきたので、地元のカフェで3時間半にも渡って話をしたが、あっという間に感じた。旧友と話す時間は少なからず癒しになるものだ。





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2013年8月8日木曜日

生後98日目 細口哺食器の練習

口唇裂手術まであと36日。細口哺食器(細乳首)での授乳の練習を本格化する頃だ。

これはピジョンから発売されている製品で、商品の説明は以下を参照してほしい。


ピジョンインフォ(細口哺食器 セット)│商品情報

セットで294円(税込)。また、細乳首はクロスカットになっていて、ひび割れやすいので消耗品だ。

ピジョンインフォ(細口哺食器 細口乳首)│商品情報

1本84円(税込)。5本くらい買ってある。

息子の普段の授乳には弁が内蔵されたピジョンのP型を使っている。それから、たまには弁が入っていないチュチュベビー口蓋裂用を使って、吸う力を養うようにしている。

息子が通う病院の形成外科では、口唇裂の手術後はこの細口哺食器を使って授乳することになっている。手術した唇に負担をかけないようにするためだ。手術後にいきなり使っても、赤ちゃんもお母さんも慣れておらず上手に飲めないので、手術の入院前にある程度練習しておく必要がある。

妻の目下のプレッシャーは、この細口哺食器での授乳がうまくできるかどうかだ。なるべく息子の機嫌が良くて、少しはお腹が減っているようなタイミングで練習している。


練習の時には、「ごっくん、ごっくん」と声をかけながら、顔を見ながら授乳するように指導を受けている。妻の肩越しに、私も一緒になって「ごっくん、ごっくん」。赤ちゃんは私達が思っているよりもずっと敏感に親の表情や仕草を読み取っているそうなので、こうしたことが大事らしい。私が家では「ごっくん、ごっくん」とやってるとは、会社での顔しか知らない人には想像できないだろう。

昨日の練習は、まあまあ飲めたほうだが、それでも30ccくらい。それ以上は機嫌が悪くなって飲まなくなったので、ピジョンのP型に切り替えた。練習は少しずつ、根気よく続ける必要があるので、妻に任せきりにならないようにしたい。

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昨日のお風呂での体重は6.9kg。夜は2時と5時に起きた。なかなかまとめて寝てくれないので、赤ちゃんが寝付くいろいろな方法を調べないといけない。




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2013年8月6日火曜日

生後96日目 「視線」を合わせるコミュニケーション


使い始めてから3箇月たらずで、最初に買ったスキントーンテープがなくなった。予備のテープを出すと、結構大きく感じる。使い切ったテープの芯まで記念になりそうな気がするが、こんなものまで残していられないのでゴミ箱行きとなった。

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コミュニケーションの根源に迫る ~自閉症スペクトラム最新研究~」という番組が気になって録画していたので、昨晩再生してみた。

まず、「自閉症スペクトラム」だが、「重い自閉症からアスペルガー症候群まで、広汎性発達障害を連続的にとらえた概念」と定義されている。どうやら今まで個別に捉えられていた障害・症状を包括的に扱う概念のようだ。

番組では赤ちゃんのコミュニケーションにおける「視線」の重要性について、実験やレポートを駆使して説明していた。例えば簡単な顔のイラストを赤ちゃんに見せた場合、横を向いている顔より正面、つまり自分の方を向いている顔のほうを見るといった実験結果を放送していた。

赤ちゃんは近視なので、少し離れると顔もぼんやりとしか認識できないが、それでも目の動きはなんとかわかるものらしい。私も裸眼では0.05くらいしかない近視なので、メガネを外して息子と視線が合うくらい近づけば、息子も認識できるだろう。

私が興味を惹かれたのは、「視力の良い赤ちゃんには、自閉症スペクトラムの傾向が見られる」という専門家のコメントだった。自閉症スペクトラムは生まれつきの要素が非常に大きいと言われていることには違いない。 しかし視力との相関も指摘されていて、多くのものがよく見え過ぎてしまうとそちらに注意が向いてしまい、母親をはじめとした周囲の人と視線を合わせることが不得意になってしまうというのだ。

他人と視線を合わせようとしない幼児を専門のセラピストがケアし、視線を合わせることをはじめとするコミュニケーション訓練を行う施設があり、少しずつ視線を合わせるようになっていく男の子の様子も紹介されていた。

ともかく、赤ちゃんと視線を合わせてコミュニケーションをとるということは、私達が思っている以上に重要なことのようだ。

昨晩の体重も6.9kg。最近は頬のデュオアクティブの交換が頻繁だ。昨晩は1枚、今朝は両方共交換した。

娘のお土産を装着される息子。寝てても起こされて、お姉ちゃんと遊んであげなくてはいけないので大変そうだ。

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妻の同級生から宅配便でお祝いが届き、男の子用の可愛いズボンが入っていた。喜んだ妻が日中にお礼の電話をしたのだが、話を聞いてみると、そのズボンは10年前に妻が友人の出産祝いに贈ったものだそうだ。その友人が帰省しているので、この週末に会うことになっている。中学・高校での親友だそうだから、いいリフレッシュになるだろう。



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2013年8月3日土曜日

生後93日目 予防接種2回目

今日は朝一番で、地元のクリニックに赴いて予防接種の2回目だ。寝ている隙に体温を測ったら36.3℃。涼しい格好させてたからかな。昨晩の体重は7.0kgだったが、授乳直後・オシッコ直前で計ったので参考記録。6.9kgとしておこう。



昨晩、会社での宴会帰り。自宅最寄りの駅に着く直前、中学・高校の同級生から着信があった。駅を出てから折り返して掛けようと改札を抜けた時、息子を抱えた妻が目に入った。明日の娘の日帰り旅行のため、私にきっぷを受け取らせるため。

きっぷを受け取り、同級生に折り返しの電話を入れる。近くの居酒屋でもう一人の同級生と飲んでいるらしい。もう一人の同級生は幼稚園から高校まで一緒だった親友だ。おさがりの服もたくさん頂いた。

私の家族全員(妻、娘、息子)で居酒屋で合流し、息子の話やら娘の進学の話やら、1時間半くらい続いただろうか。会社の宴会に続いてビールを飲み過ぎて、今朝はちょっと体がだるい。

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クリニックに着いて問診票を渡す・・・と、妻が親子手帳(母子手帳)を忘れてきたことに気づく。いつも準備万端の妻にしては珍しいミスだ。疲れてるのかな?

母子手帳は私が自宅まで取りに戻り、無事2回目の予防接種を済ませることができた。


口唇裂の手術は41日後。それまでに形成と矯正歯科の受診が1回ずつある。




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