2015年2月9日月曜日

生後649日目 牡蠣づくしランチ

土曜日に諸々の用事を済ませ、その夜に「明日(日曜日)は牡蠣を食べに行こうか」と妻に提案してみた。想定している場所は自宅から車で約40分の漁港周辺だ。

「うわ~ 行く行く♡」

妻が地元テレビ局のローカル番組(ディレクターとアナウンサーが自転車に乗って地元を巡るという低予算番組)をわざわざ録画して、牡蠣のお店をチェックしていたのを覚えていたので、真冬の牡蠣のシーズンとしてはど真ん中のこの時期に行こうとは思っていた。

出発直前にオムツからのおしっこモレなどもあったが、どうにか息子を連れて開店の10分前に到着・・・
・・・したものの、既に駐車場は車でいっぱい。妻と息子を降ろし、お店の人に聞いて少し離れた駐車可能な場所に車を置いて帰ってきたところ、妻に聞くと待ちリストの7番目だという。一昨年、水産会社が開いたお店なのだが、それから変わらず大人気のようだ。

あまりの人気に、その日は開店時間を早めていたという。だとすると次回はさらに30分ほど早く来たほうがいいだろう。。。

そして待つこと30分。店の人が気を遣って座敷席を準備してくれた。早速注文!

まず出てきたのは大皿に山盛りの蒸し牡蠣。ちなみにこれで1人前だ(^^; 息子はさすがに牡蠣は食べられない。息子を抱っこした妻が食べられるように、ひたすら殻をむいていく。私も1/3くらい食べたが、新鮮かつ濃厚な味わいだ。

そして私が注文した牡蠣づくし定食。
牡蠣飯、カキフライ、牡蠣の味噌汁、牡蠣の小鉢と酢の物・・・まさに牡蠣だらけ。ちなみに妻は牡蠣のクリームコロッケ定食。息子には妻の定食の御飯に味噌汁をかけて食べさせた。

息子が小さいのでできなかったが、この店では鉄板を使う焼き牡蠣も可能だ。

結果的に蒸し牡蠣1人前+定食2つという組み合わせは適量で、大満足であった。大人二人でこれだけ新鮮な牡蠣を大量に食べて3,340円という驚きの安さ。若い漁師風の男性の店員さんも茶髪にピアス・・・だったりするが(^^;、妻に出された定食には子供用食器を付けるなど気配りは満点。開店の随分前から行列ができる理由も分かる。

妻は既に「次は30分早く行ってやる! 何だったら水曜日(祝日)でも行く?」と次回を楽しみにしている。

このお店から西には漁港があり、生牡蠣の直売所もある。生牡蠣の場合食中毒には十分注意が必要ではあるが、お近くの方はぜひ訪れてみてほしい。

寄島カキ直売所 - 岡山県観光総合サイト おかやま旅ネット|岡山県観光連盟



他のブログもチェック→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ

2015年2月8日日曜日

生後648日目 「鼻の傷は?」の質問早とちり

妻の実家は商売をしているので、そこでは土曜日でも多くの人が働いていた。諸用があって妻と息子を連れていったのだが、古くからの従業員の人が

「鼻のところはどうしたん?」

と聞いた。妻はてっきり口唇裂の手術痕のことだろうと思って

「生まれた時にくっついてなかったから手術したのよ~」

と言った(私もそう思った)のだが、その人が言ったのは鼻の頭の引っ掻き傷の事だった。

鼻の頭を自分で引っ掻きました
「あ、そっちは自分で引っ掻いたのよ~」

妻も私も、こうした質問に慣れて回答もパターン化してしまっていて、こういう勘違いも稀に発生する。質問の意味はゆっくりと正確に理解しないとね。。。

・・・

昨日はWiMAX2+へ機種変更した新しい端末が届いた。W01というキャリアアグリゲーションに対応した機種だ。今までのWiMAXの周波数帯域は順次WiMAX2+に移行していくため、下り速度は現在の40Mbpsから13.3Mbpsに低下していく。現在は機種変更キャンペーンが行われているので、そこに乗った形だ。

WiMAX2+の他にはLTEのMVNOも検討したが、通信容量の制限が気になった。WiMAX2+にも月間7GBの制限(UQフラット ツープラスの場合)はあるが、2月19日までのキャンペーン期間中に契約すればその制限が2年間行われない。また、LTEのMVNOは結局docomoやauの帯域を他のユーザと共有するため、速度低下が起きやすい。WiMAX2+であれば現在はまだユーザがそれほど多くはないため、快適な通信ができるはずだ。

実際に使用してみると、WiMAXよりもかなり快適だ。



他のブログもチェック→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ

2015年2月7日土曜日

生後647日目 食器洗い乾燥機設置完了!

会社が用意した食事会は、地元ではそこそこ高級なホテルで行われ、終わったのは20時半。そこから帰ると、最期のバスには間に合わない。「歩くか・・・」とひとりごとを言いながら、妻に帰りの電車の時間をSMSを送ると、しばらくして迎えに行くよという返信があった。

帰宅してすぐに息子を風呂に入れたが、体重は12.5kgだった。抱っこした時のズッシリ感から、13kgを越えているかと思ったが意外に増えていない。
息子と私が風呂に入り終えると、妻がすぐに入る。なので、その間は私と息子で「ひつじのショーン」を観るのが定番の過ごし方だ。

妻と息子が寝室に行った後で、食器洗い乾燥機の設置を実施。分岐水栓の中のカートリッジを抜くのにちょっと手間取ったが、それ以外は順調。30分ほどで設置は完了した。
置いてみるとそれなりにデカイが、その分食器を入れるのは楽だ。シンクにあった洗い物を全部適当に突っ込んでスタートさせ、私も眠った。

今朝、妻と食器の状態を確認する。ひつこい油汚れも綺麗になっているし、ガラスコップを持った妻が、「持った感触が・・・、キュッキュしてる!」と驚いていた。洗い物は毎日のことなので、これで時間に余裕を持てればいいなと思う。




他のブログもチェック→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ

2015年2月6日金曜日

生後646日目 定時帰りピンチ

3月納期の案件について、納期だけ1週間圧縮・・・ということになり、計算するとどうしても週2~3日、2時間くらいは残業しないと難しそうだ。納期を急かされる割に、いまだに発注書はもらえず見切り発車という・・・当然上層部からは嫌味の1つ2つは言われるわけで、このへんが逆流性食道炎やびらん性胃炎の原因な気がする(T_T)

そんなわけで定時後にSMSで「2時間ほど遅くなります(土下座マーク×2)」 と妻に送り、1時間半が経過した頃・・・「会社に行こうか」と返信。

転居前は自宅から車で約1時間かかっていたが、新居からどのくらいかかるのだろう。予想では30分。実際には42分かかったが、出かける前の準備を含むので運転だけなら30分くらいだろう。

こういう時は外で食べて帰る。いつものセルフ食堂でも良かったが、今回はセルフうどんの丸○製麺にしてみた。
家である程度食べていたらしいが、ここでもうどんをお腹いっぱい食べる息子。私はまた胃の調子が悪かったので少なめにして、概ね息子に食べさせていた。20時過ぎではあったが、お客さんの入りは9割くらいで、とても繁盛している印象を受けた。会計では大人二人分で1,000円ちょっとだったので、安さも人気の一因だろう。

帰宅し、疲れていたので風呂は飛ばして寝るだけ・・・と思っていたのだが、ここでまさかの息子の「マンマくれ」アピール。。。妻と二人して驚いた。

「どんだけ食べるの???」

基本的に欲しがれば随時食べさせるので(笑、どんどん体重が増えている。身長も伸びているのでまあいいのだが、だいたい2~3歳に間違われる1歳9箇月児である。

・・・

今朝、妻が息子の歯を見ながら・・・

「やっぱり一番前の歯がないと、その横の歯が内側に倒れてくるのね」

と言った。昨年の夏、転倒して前歯を2本折ったのである。。。

「まあ、また(口唇口蓋裂の)専門外来でS先生に診てもらおう。あの先生なら安心だから」

折れてしまった歯はしょうがない。永久歯が生えるまで時間が掛かるが、それに悪影響がなければいい。

さて、今日は社歴が5の倍数の社員が「永年勤続」を祝って会社のお金で食事会に招待される日である。たまたま満5年なので参加するのだが、上部消化管炎なので、たいして飲み食いできないのが残念である。というわけで昨日よりさらに帰宅がおそくなるだろう。。。



他のブログもチェック→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ

2015年2月5日木曜日

生後645日目 妻、無双状態

少し帰りの電車に乗るのが遅くなった。「バス待ちが30分になるので、歩いて帰ります」と妻にSMSを送ったところ、車で迎えに行くよと返信があった。ちょっと運動したかったのだが(^^・・・

駅のロータリーで数分待っていると、チャイルドシートに息子を乗せて妻がやってきた。今日は道が混んでいて遅くなったという。妻は昨日の日中、母親を術後の受診に連れていっていたはずだ。義母は先週、下肢静脈瘤のレーザ焼灼術を受けている。

妻が運転しながら言う。

「今日は、病院で3人の人に話しかけました」

「へえ」

「一人目は、駐車場から歩いている時に見かけたおばあさん。1歩か2歩、歩いては休んでいるので気になっちゃって。車椅子を持ってきましょうかと声をかけたんだけど、『いや~ええです』って言うの。しかも声に全然元気がない」

「じゃあ一旦受付に行って・・・」

「そう。玄関まで先に行ったら、”ボランティア” って書いた名札した若い女の子・・・たぶん学生さん?が居たから、ちょうどいいやって思って、『こんな感じのおばあさんが居るから、車椅子で迎えに行ってあげて』ってお願いしたの。そしたら、『わかりました~』ってすぐに行ってくれたわ。で、その時に、その子が口唇口蓋裂だったと分かったんだけど、もう行っちゃったあと」

「まあ、いい事したね」

「うん。でね、次は会計の時、どう並んだらいいか分からなさそうなおじいさん。だから声をかけて座っててもらって、あたし達の会計の順番になった時に、係の人に『あそこのおじいさんの会計をしてあげてください』ってお願いしたの。耳が遠いみたいで、係の人も大きな声で話しかけてたわ」

「うんうん。で、3人目は?」

「病院の食堂で母と一緒に食事をとった後で帰ったんだけど、玄関でさっきのボランティアさんがいたの。おばあさんの事聞いたら『ありがとうございます。車椅子でお連れしました』 って。でね、『本当に失礼だったらごめんなさい。口唇口蓋裂だったのよね?』って聞いたの」

「お~~」

「そしたら『そうです』って。あたし、『この子(息子)も両側の口唇口蓋裂なんです』って言って、お話を聞かせてもらったの」

知らない人でもグイグイ話しかける妻らしい。特に昨日はバイタリティに溢れていて、いわゆる「無双状態」。

ボランティアさんに聞いた話の要点は以下のような感じだ。
  • 15歳位まで言語治療をした。小学生の頃まではかなり頻繁だった。
  • 「言語の先生」が怖くて行くのが嫌だった。声を録音して親に行ってもらったことも。
  • うまく発音できなかったし、小さい頃はあまり喋らなかったと思う。
まず、妻の不躾な質問に答えてくれたボランティアさんに本当に感謝したい。

人それぞれだと思うが、やはり言語治療に頻繁に通う可能性も小さくないようだ。それにしても「言語の先生が怖かった」というのは、親にとってはちょっとショックなことだ。施療者が患者に恐れられていては・・・特に継続的なリハビリが必要な疾患なのだから・・・治療に悪影響が出る可能性がある。小さな子供は施療者の交代を訴えることもできないだろうし、そうした子供の気持ちは親が汲み取ってあげるようにしたいものだ。

だが、その子は(病院でボランティアをしているくらいだから)おそらく医療関係の学校に進んだのだろう。どの方面を目指しているのかまでは、妻は聞かなかったらしい。

「言語聴覚士(ST)とか目指してるのかな」

「聞かなかったわ・・・。でも普通でもSTはタイヘンよ。発音指導するんだから自分が正しい発音できてないといけないし」

「そうだね。普通の人より何倍も努力しないといけないかもしれない・・・けど、もしSTになれたら、当事者の経験があるから、すごくいい『言語の先生』になれるかも」

「そうだわねぇ。すごく感じのいいしっかりした子だったから、何になるにしても頑張ってほしいわ」

・・・

息子は昨日もヤンチャし放題。狭い所に入って遊ぶのはもちろん、(私の監視のもと)階段を昇り降りして遊ぶこと20分以上。さすがに疲れるのである・・・


他のブログもチェック→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ

2015年2月4日水曜日

生後644日目 べた褒め/母親の「余裕」

昨晩の夕食が終わると、妻と息子が木製の知育玩具で遊びはじめた。しばらくすると息子が立ち上がり、「作品」を持ってくる。

ものすごい真剣な表情で・・・(笑
何か自分でできて、見て欲しい時にはこうして持ってきたり、妻や私の方を見てワーワー騒ぐので、過剰なくらいアクション付きで褒めてやる。よくできたね~とか、バンザイしながらすご~いとか。「自己肯定感」メーターがあったら120%になるくらいに。

満足すると去っていく・・・(^^;;
妻はこのオーバーに褒めるのが習慣化してきていて、私が昨日の朝にちょっとだけトイレ掃除をしたら、妻から賛辞の嵐である。

「トイレ掃除してくれたのっ?」

「ん? あ~、ちょっと気になったから」

「まあ~、こりゃ~こりゃ~、ありがとうございます。『勝手にきれいになるはず無いし、しかし掃除道具を動かした形跡が無いし』って思ってたのよ」

ブラシでちょこちょこっと磨いて、ブラシは元の位置に戻しただけだが・・・こうしてのせられていくんだろうか。まあ悪い気はしない。

・・・

今朝の出勤前に、妻が唐突に呟いた。

「お姉ちゃんの時にこのくらいの余裕があったら良かったなぁ。よく怒っちゃったなぁ・・・」

「一人で二人分やってたんだから、余裕ないのは仕方ないんじゃない?」

妻はシングルマザーとして、働きながら独りで娘を0歳から中2まで育てた。

「まあそれもあるけど、何と言うか、『絶対きちんと育ててやる!』みたいな・・・変な気負い?」

「職場とかでちゃんとしなきゃみたいに言われるわけ?」

「ん~、そんな雰囲気も無くはないかなぁ。あと、親戚とかに当初はだいぶ言われた」

0歳児を抱えて離婚することに全面的に理解を示す親戚ばかりではないだろう。

「だからかなぁ。何か、よく怒ってた」

「今より全然おとなしかったのに?」

「そうなのよねぇ・・・。悪さなんかちょびっとしかしなかったのに。何であんなにイライラしてたのかなぁ」

私としては、彼女が気持ちに余裕を感じているのなら、これ以上のことはない。それに母親の精神状態は子供に大きな影響を与える。何より家庭内が平和だ(^^;

とはいえ、妻が職場復帰したりすればまた仕事上のストレスも発生するだろうから、よく話をしておかなければいけないだろう。

・・・

妻が「申し訳なかった」というお姉ちゃんだが、昨日電話がかかってきた。

「蜜柑、送ってくれてありがとう」

「いえいえ。早めに食べてね。体調はどうですか?」

「うん、元気。でね、今度のアルバイトが○ッツ・○ールトンていうホテルになったんだけど」

「そりゃまた高級な」

「やっぱそうなんだ~。面接で行ったけど、何かそういう(高級な)雰囲気」

「(まさか○ッツ・○ールトン知らなかったのか?)・・・だろうね・・・」

「で、○FJ銀行に口座を作れって言われた」

「パスポートがあるでしょ。それ持って・・・(PCで支店を検索)・・・四○烏○支店に行くことだね」

「やっぱ行かなきゃダメかぁ」

「そりゃあね。平日で授業が休みの日に、朝イチに行けば窓口混んでないと思うよ」

「はぁい」

「で、勉強の方は大丈夫?」

「ん~~~、大変デス(笑」

「まあそっちが主体なんで頑張ってくださいとしか言えません」

「はぁ~い」

日曜日に蜜柑を1箱宅配便で送っていたのだが、どうやら娘は中身より故郷から荷物が届くということ自体が好きらしい。妻は申し訳なかったというが、それなりに大学生になって一人暮らしして、アルバイトもしてる。よく育てたほうだろう。



他のブログもチェック→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ

2015年2月3日火曜日

生後643日目 乳幼児突然死症候群(SIDS)

最近15年以内に子育てをした事がある方ならば、乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)という言葉を聞いたことがあるだろう。字のとおり、それまで元気だった乳幼児が突然死亡するケースである。ほとんどの場合1歳未満で起きるが、稀には1歳を過ぎても起きることがある。

原因は分かっていない・・・というより、原因不明の乳幼児の突然死をSIDSと呼ぶのである。

統計的な調査で、うつぶせ寝、両親いずれか(または両方)の喫煙がある場合にはSIDSの発生頻度が高いことがわかっている。

乳幼児突然死症候群(SIDS)について|厚生労働省

上記のページでは「(3)できるだけ母乳で育てましょう」ともあるが、母乳がじゅうぶん出ないとか、お母さんが服薬の必要があるといった事情があることも多い。人工乳がSIDSの原因だということではないのだし、うつぶせ寝や喫煙のリスクと同列に語るべきではないだろう。

私の息子は今日で1歳9箇月になるが、1年くらい前まではSIDSが心配だったことは事実である。

口唇口蓋裂の影響で生まれた直後から入院扱いだった息子には、他の子よりも長くモニターが付けられていた。心拍やSpO2に異常があれば警告音が発せられるので、その点では安心だった。退院後に家庭でも使えるような製品がないか調べたが、その時には見つけることができなかった。

昨日、10年くらいのお付き合いになる方の知り合いの娘さんが、生後わずか1箇月でSIDSで亡くなったということを知った。授乳後お子さんが眠り、ほんの少し家事をしている間に呼吸が停まっていたということらしい。ご両親のご心痛は計り知れない。冥福をお祈りするばかりである。

日本では、年間約150人の赤ちゃんがSIDSにより亡くなっている。この数字の外に、幸い生命を取り留めたケースもあるだろうし、SIDSが心配で神経をすり減らしている親御さんはもっと多いだろう。

原因を知って予防することができないのならば、やはり心拍や呼吸の異常を即時に知ることが重要である。迅速な対処で回復する可能性がかなりあるからだ。あらためて調べてみたところ、以下のサイトのベビーモニターが目に留まった。

Sproutling Baby Monitor

日本語の紹介記事へのリンクも載せておこう。

赤ちゃんが何分後に起きるか予測するウェアラブルモニター Sproutling Baby Monitor、予約受付開始 - Engadget Japanese

【忙しいママたちの救世主登場?】赤ちゃんの体温・心拍数・起きてるか寝てるかを知らせてくれるベビーモニターがスンゴイ!! | Pouch[ポーチ]

公式サイトでは残念ながら初回分は売り切れである。「JOIN WAITLIST」のリンクから、購入可能になった場合に通知を受けるように設定することができる。おそらくこの待ちリストの登録状況も勘案して製造計画を立てるだろうから、多くの人が登録すればそれだけ早く次回分が製造される可能性がある。なので自分のメールアドレスを使って登録した。

無線を使っているので日本で使用する場合は技適の問題があり、個人輸入して使用すると最悪の場合電波法違反で摘発される可能性が・・・ゼロとはいえない。どこか日本の大手企業(ピジョンとか)が技適申請含めて代理店業務を行い、このような製品が手軽に使えるようになってほしいと思う。

・・・

昨晩の息子は、日中にほとんど眠っていなかったせいか、私が帰った頃には意識朦朧。強引に風呂に入れて眠った。体重は計れていない。



他のブログもチェック→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ

2015年2月2日月曜日

生後642日目 「土日が楽しい」ということは・・・

「土日が楽しいわ」

先週の金曜の夜ぐらいに妻が言ったことだ。特別に遊びに行ったりしているわけではなく、ホームセンターやリサイクルショップへ出かけ、その途中でお腹が空いたら「すき家」とかで食事をとっているだけだ。できればこの時期は牡蠣を食べに行ったりしてみたいものだが、何かと用事が多くて実現できずにいる。

また、土日が楽しいということは、裏を返せば平日は息子の面倒を一人で見ていて大変だということだ。1秒でも目を離すと何をやらかすかわからないので疲れると思う。

昨日もカーテンを注文しにホームセンターへ行き、お約束どおり3輪車の玩具に乗せる妻。だが、まだ買わない。リサイクルショップにあるだろうし(笑、外で遊ぶ玩具はもう少し暖かくなってから、だ。

ちなみに息子の前髪は妻が適当にハサミで切った、所謂「ぱっつん前髪 」だが、余計に女の子っぽくなってしまった気がする。

ホームセンターではカーテンの他に「モーターレンチ」を購入。モンキーレンチのようなものだが、違いは可変になっている「アゴ」の移動方向が柄と平行になっていて大口径に対応できる点だ。分岐水栓の取り付け時に使おうと思っているので、アゴがアルミ製(軟かいため対象物に傷がつきにくい)のものにしてみた。水道工事関係では、よく使われている工具らしい。

私は自動車が趣味だったり、一時期実家の仕事(畜産)をしていたこともあって、こうした工具を買うのが結構好きである。妻もそれは知っていて、いつだったかの誕生日のプレゼントがインパクトドライバーだったことがある。あの時は、サプライズで買おうと思ったらしいがどれを買えばいいか分からず、ホームセンターから電話をかけて来た(笑

・・・

さて、息子。昨日の夜はテレビ台の角で後頭部を、引戸のフチで額を痛打し、それぞれ10分ほど泣く羽目になった。後頭部は指で触るとミミズ腫れのように感じられ・・・ほんの少し心配になったが、まあいつものことなので放置。今朝は何ともなさそう。
基本的に甘えん坊な息子は、最近まで「まぐまぐ」で飲むのも私達が手伝ってやっていたのだが、やっとこさ自分で持って飲むようになった。 「ものもらい」用の点眼薬はクラビット(抗菌剤)とフルメトロン(抗炎症ステロイド剤)を併用中。



他のブログもチェック→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ

2015年2月1日日曜日

生後641日目 食器洗い乾燥機入手!

昨日も早朝から動きまわり、ブログを更新するチャンスがなかった。

その昨日はリサイクルショップで食器洗い乾燥機を見つけたので思わず購入した。パナソニックの卓上型食器洗い乾燥機、NP-TME7の中古品である。ネットオークションでの落札相場は14,000円前後だが、店頭での販売価格も同様だった。このリサイクルショップで家電を購入した場合、3箇月保証が付く。自分で持ち帰るから送料もかからないので、ネットオークションよりもその分有利だといえるだろう。
食器洗い乾燥機を設置する際に行わなくてはならないのが、キッチンの水栓への分岐水栓の取付だ。分岐水栓は専用品になるので、キッチンの水栓の型番を調べなくてはならない・・・のだが、水栓に貼られたシールが真っ白で型番がわからない。しかしネットの画像検索などを駆使して調べると、FA273HGK5というものであるらしいことが分かった。

型番が分かったらPanasonicのサイトで検索すれば、必要な分岐水栓がわかる。

分岐水栓ガイド | Panasonic

上記サイトによると、CB-SMF6とう分岐水栓が該当する。定価は税抜で約12,000円と、中古の食器洗い乾燥機と大差ない(笑 まあ、これは新品を買ったところで同じである。ネット通販では税込・送料込9,000円前後だったのでさっそく注文した。在庫があるようなので水曜ぐらいに着くだろう。ということで、次の土日くらいには使えるようになっているのではないかと思う。

私が食器洗い乾燥機を買ったのは、以下の様な理由だ。
  • 妻の手荒れがひどい
  • 水道・ガス代を節約したい
  • 洗い物をしている時間を有効活用したい
新品の値段(6万円程度)では、食器洗い乾燥機を使ったことがない妻は難色を示すだろうと思っていたので、今回安く中古品が買えたのはラッキーだったと思う。

・・・

さて、昨日は引越先の近辺で理髪店を探して入ってみた。初めての理髪店に入るのは独特の緊張感があるが、御主人がとても話しやすく、気が付けば終わるまでずっと喋っていた。そして、色々と面白いことがわかった。
  • お孫さんが私の娘と同じ高校の同級生
  • 親戚にお嫁さんに来ている人が、私の実家の4つ隣の牧場の娘さん
理髪店の御主人だけに、引越先の地区のことも隅から隅までよくご存知で、他にも色々と役に立ちそうなことを教えて頂いた。格安理髪店に比べると料金は倍ほどだが、得られる情報はそれより格段に貴重だ。同地区に理髪店は他にもあったが、たまたま良いところに入れたと思う。

・・・

息子の眼科受診も昨日。ものもらいは少し改善しているが、まだ残っている。抗炎症剤と抗菌剤の点眼薬を両方処方された。点眼する場合は、5分程度感覚をあけるように指導されている。
・・・

今朝、息子や妻より少し早く起きてTVをつけると、ISに拘束されていた後藤氏が殺害されたと思われる、というニュースが流れていた。官房長官およ び首相会見などを見ると、どうやら信憑性の高い情報のようだ。後藤氏の冥福をお祈りし、ISに断固抗議する。日本人は、ISのテロリストを許すことはない し、今後テロリストと取引することもないだろう。



他のブログもチェック→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ

2015年1月30日金曜日

生後639日目 1歳での手術と予防接種

一昨日下肢静脈瘤のレーザ焼灼術を受けて入院していた義母は、もう昨日には退院であった。昨日の朝に3割負担の場合の支払額を調べたところ、片足で3~4万円ということだった。2日分の入院費があるから、6万5千円~9万円と予想し、カードで立て替えて払えばいいよ、と言って出勤した。

帰宅して聞いてみると、支払いは予想最低ラインの6万5千円ほどだったようだ。今月の総支払額によっては、高額医療費制度の対象になるかもしれない。妻は息子を連れて義母の退院手続きも行った。入院+手術の日よりやることは少ないとはいえ、手術直後の義母に息子の面倒を見させるわけにもいかず、大変だったようだ。

一昨日
・・・

さて、昨日の記事でも少し触れたが、口唇口蓋裂をはじめとして、1歳過ぎぐらいの時期に手術を行う幼児にとって、水痘などの感染症が大きなリスクになりうることをあらためて紹介しておきたい。私がこのような記事を書くのは、TwitterのTLで以下のような内容を目にしたからだ。

「手術のため入院したけれど、同室の子が水痘疑いで帰された」

「水痘の潜伏期間は2~3日。術後発症した場合悪影響があるかもしれないと説明を受け、中止するかどうか判断を委ねられた」

口蓋裂手術の時期は1歳~1歳半が多い。病院によっては1歳1箇月くらいで行う。ここで問題なのは、1歳の定期接種のワクチン(麻疹風疹・おたふく・水痘)はどれも生ワクチンであり、手術前4週間は接種できないということだ(不活化ワクチンはそれより短い期間だが、病院によっては生ワクチンと同様の扱いをするところもある)。

手術が1歳1箇月で予定されていたとして、それが1歳の誕生日から4週間以内だと予防接種できない。仮に日程がギリギリ4週間以上空いていたとしても、例えば、その僅か数日~1週間程度の期間に他の病気(突発疹、インフルエンザ等・・・)に罹っていたり発熱したりしていれば、やはり予防接種することができない。

こうした事情で予防接種できないまま入院せざるをえなくなると、病棟での感染のリスクにさらされることになる。感染症でそもそも手術できなくなることも考えられるし、術後に発症すればさまざま悪影響が出る可能性があるのは想像に難くない。

それでは、どのようにしてこのような子供達を守るのか。病棟での感染症対策はもちろんだが、一番の対策は、可能な人が全員予防接種をすることだ。集団内で感染者の割合が低ければ低いほど、手術を受ける子供達のリスクを減らすことができる。無人島で社会との関わりを一切断ち切って生活している(そして死ぬまで出てこない)とか、そういう人で無い限り、こうした子供達に直接または間接的に感染させてしまうリスクがあるわけで、対象者は「全員」である。

一部ではあるが、子供に予防接種を積極的に受けさせないという親もある。中にはインフルエンザをデトックスなどと言う馬鹿者もいるようだが、今までの歴史で、インフルエンザで何万人が亡くなったか知らないのだろうかと思う。それはさておき、そういう方には、予防接種を受けたくても受けられないまま、リスクを抱えて手術に臨む子供達が居ることを知ってほしい。貴方の子が原因で、人さまの子に悪影響が出た時、その責任を取れるのかどうかも、よく考えて欲しい。



他のブログもチェック→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ

2015年1月29日木曜日

生後638日目 義母の入院と手術/スタイは大量に必要

昨日はブログの更新をお休みさせて頂いた。義母(妻の母)が下肢静脈瘤のレーザ焼灼手術を受けるため、1泊2日ではあるが入院することになり、連れて行く妻のサポートを早朝からしていたためだ。まあ、サポートと言っても要するに動きまわる息子の面倒を見ているだけだが・・・。

入院する病院は息子がずっと治療・手術を受けている所であり、私が先週背部痛と吐き気で総合診療を受診した所でもある(その後、上部消化管炎と診断された)。また、妻のママ友(Uさん)の息子さんが先週口蓋裂手術を受け、ちょうど現在入院しているところだ。

義母の病室は小児病棟と同じフロアであり、手術室への行き方も息子を2度(口唇裂と口蓋裂)連れていった時と全く同じ。息子を連れて行く時は胸がつかえたような顔をしていた妻だったが、今回自分の母親に付いて行くときは全然平気な様子だった。まあ、手術自体がリスクが少ないということもあるが、あまりの違いに苦笑せざるを得ない。

手術中はヒマなので病棟に戻り、Uさんの息子さんと我が息子を病棟ロビーで遊ばせる。遊び場所がロビーなのは、小児病棟には感染症防止のため子供は入れないからだ。

隙あらばエレベータの▼ボタンを押そうとするUさんの息子さん(▲ボタンは微妙に届かない)。ウチの子も真似して、▲ボタン(背が高いので届く)を押そうとする。Uさんと妻 vs 子供達 の攻防戦である。

Uさんの息子さんは点滴のルートも取れ、あとは術創の回復を待って退院を待つばかり。おそらく入院から10日目となる今週の土曜日くらいには退院ではないだろうか。

Uさんが現在困っているのは、スタイの洗濯が間に合わないこと。息子さんはタオルを嫌がるので・・・

写真のウチの息子のようなことをすることができない。十分と思われる枚数のスタイを用意したUさんだったが、それでも洗濯・乾燥が間に合わないようだ。買い足しをしようにも、遠隔地から来られているため御主人に買い物を頼むわけにも行かないし、病院の売店ではいい感じのスタイを見たことがない。

偶然、息子用のベビーバッグに防水スタイの3枚組セット(袋入りの新品)があり、Uさんが食事のため病室に戻っている間、妻が私に確認してきた。 

「Uさんにコレ、あげてもいい?」

「もちろん」

Uさんにあげたスタイはさっそく息子さんに装着されていた。夕方妻の携帯に届いたメールには、20行くらいにわたって御礼の言葉が続いていた。

・・・

Twitterにて、予定手術入院したら同室のお子さんが水疱瘡疑いでヒヤヒヤ・・・という話を目にした。今日書くと長くなるので明日にしようと思うが、0~1歳児の手術と予防接種の関係は非常にシビアなものがある。どうか皆さん、接種できる人は必ず感染症の予防接種をお願いしたい。



他のブログもチェック→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ