2013年5月31日金曜日

生後29日目 妻をサポートする、とは

昨日体重計でざっくり体重を計測したらほぼ4kgだった。精度100gの家庭用の体重計で、抱えた時の重さから自分だけの重さを引くという原始的な方法なので、あくまで「ほぼ」。3箇月までは1箇月で1kgが標準的だそうで、息子は出生時が3250gだったから、良い感じの増え方なのだろう。

例によって妻はリビングに布団を敷いて息子と寝ている(注:不仲ではなく、妻が私を起こさないようにしている)ので、深夜の授乳は起きなかった。朝5時は、泣く前のフニャフニャ言い始めた時点で目が醒めた。


世の中、イケメン転じて「イクメン」という言葉が流行って数年経つ。俗語なので正確な定義は無いと思うが、育児に積極的な夫ということだろう。ところが、夫がイクメンであっても(あるいはイクメンであるが故に)、夫婦仲がうまくいかなかったり、中には離婚してしまう夫婦もあるとか。

「イクメン不仲」の原因で最も多いのは、夫が自分本位な育児をする場合らしい。「子育てはこうあるべき」と言って奥さんのやり方を否定したり、口出しし過ぎたり、自分のこだわりで何時間もかけて料理を作ったりするパターン。要するに奥さんを無視してやりすぎる。これではただの自己満足だ。

育児はどうしたって母親がメインになる。産むのは母親だし、母乳が出るのも母親。赤ちゃんだって母親に抱かれている時が最も落ち着く。赤ちゃんの変化に気づきやすいのも母親。そこで、何かと忙しい妻をサポートするというのが夫の姿勢であるべきだろう。

勘違いしやすいのだが、妻へのサポートとは、何も育児や家事を手伝うことだけではないと思う。例えば、子供をどちらかの実家に預けて、夫婦だけでカフェやレストランでデートできるように手配するとか、そういうことも含まれる。奥さんは普段「お母さん」と呼ばれていても、夫と二人の時間を持って、そんな時には「妻」や「恋人」でありたいと思うものだ。極論すれば、夫が奥さんの気持ちをケアさえできていれば、奥さんはいくらでも頑張れるのではないかと思う。奥さんの気持ちを推し量り、その結果としての行動がとれていればいいのだ。

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昨日の仕事は結構ハードで、定時で帰れるかどうか怪しかった(何とか帰れたが)。今日もその余波があるかもしれない。なんとか落ち着いた週末を過ごすために今日一日がんばろう。

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帰宅して妻に聞いてみたところ、初めてミルクを吐いたらしい。口蓋裂なので、吐くと鼻からもミルクが出る。普段からあまりゲップが上手でないのだが、今日もしっかりゲップが出ないまま寝て、1時間くらいして吐いてしまったようだ。その他には特に問題はなく、今も気持ちよさそうに眠っている。



2 件のコメント:

  1. たびたびのコメントで申し訳ありません。

    記事を読んで泣いてしまいました。

    我が旦那は買い物やごみ捨ては手伝ってくれ、イクメンを自慢しています。義母も同居で「家事はいいからね」と言ってくれます。
    感謝しなければならないのは分かっているのですが、ほんの少しだけでいいので息子を任せて一人の時間と空間が欲しくてたまらない時があるのです。自分の我が儘だと思いますが、
    もうすぐ2ヶ月の息子と一日中一緒で、お風呂もいまだにベビーバスで1人で入れています。
    病院以外はお出かけもできす、泣けば「お母さんオッパイ」
    愚痴を言ってしまいましたが、理解ある旦那様で羨ましいです。

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    1. いしまつママさん

      御義母様と同居ですか・・・それだと御自分一人(または御主人と二人)の時間と空間が是非とも必要ですね。ウチのは頻繁に私の母に会いに行ってますけれど、あれもずっと同居してたらまた違うと思います。

      どうしたらいいでしょうねぇ。。。
      休日の日中に、御主人と御義母様にお子さんを数時間だけ家でみててもらって外出するというのはどうでしょうか。理由は買い物でも何でもいいと思います。御主人がオムツさえ替えられれば。
      注意点としては、帰宅時間を明確にして必ず守ることです。社会人男性というのは「時間」と「予定」がはっきりしていないと不安な生き物なので。

      本質的には御主人にお気持ちをうまくお伝えするのが一番だとは思いますが、すぐには伝わらないですよね。

      皆さんがどうやって「自分の時間」を作っているのかちょっと調べてみることにしますね。

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