2013年8月26日月曜日

生後116日目 禁煙のススメ

お笑いタレントの板尾創路さんが、2009年に乳幼児突然死症候群で亡くなった長女の英美(えみ)ちゃん(当時1歳9箇月)のことについてTV番組内で語ったそうだ。40代半ばではじめて授かった我が子を突然失った衝撃は計り知れない。

厚生労働省によれば、乳幼児突然死症候群(SIDS)とは「元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく眠っている間に突然死亡してしまう病気」とされている。はっきりした原因は不明だが、以下のような育児習慣に留意することでリスクを減らすことができるとされている。
  1. うつぶせ寝を避ける
  2. タバコをやめる
  3. できるだけ母乳で育てる
「うつぶせ寝」の回避は知っていればできる。母乳は出ない場合もあるので「できるだけ」となっているのだろう。口唇口蓋裂の乳児は直接母乳しにくい。そうすると、母乳が出なくなるのが早くなってしまうことも多いようだ。

この中で、タバコは両親・同居親族がやめてしまえば危険因子をほぼ除去できる。

私は恥ずかしながら5年少し前まで喫煙していた。やめたのには「買うのが面倒」という以外特に理由がないが、禁断症状があったのは2週間くらいのもの。比較的簡単にやめることができた。その当時、こんなに簡単にやめられるのであれば、もっと早く実行すればよかったと思ったものだ。

妊婦さんや授乳中のお母さんが喫煙するなどもってのほかだが、旦那さんが喫煙する場合でも副流煙の被害が及ぶ可能性が高い。両親が喫煙している場合、SIDSのリスクは喫煙していない場合の4.7倍であったという。

最近では禁煙外来で保険適用になるし、これからでも禁煙にトライしてみてはいかがだろうか。健康に良いし、タバコ代の節約にもなる。タバコをやめてみてはじめて、公共エリアでの喫煙・・・特に歩きタバコがどれだけ迷惑をかけているかが理解できるだろう。


咳の頻度はだいぶ少なくなった。昨晩の体重は7.5kg。



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2013年8月24日土曜日

生後114日目 縦に伸びた?

今日は全国的に荒れ気味の天候で、ニュースによれば、島根県では3時間で200ミリの雨がふり、これは例年の8月の1箇月分の雨量に匹敵するそうだ。多くの地域で避難勧告が出されている。該当の地域の付近の方は気象情報に注意して早めの行動を取っていただきたい。

さて、我が家の王子は昨晩退院。SMSで連絡を受けていた私は定時ダッシュして電車に飛び乗った。そんな時に限って、「前方の踏切の非常ボタンが押されたため緊急停止し、安全確認」されたりして20分ほど遅れたりする。何とか帰宅して着替え、車を病院まで走らせて妻が待っている「プレイルーム」に着いたのは19時を大きく回っていた。

「プレイルーム」には入院中の子供達とそのお母さんが沢山いらっしゃって賑やかだった。妻は一番仲良くなった多指症の女の子のお母さんと、何やら楽しそうに話していたところ。皆さんに挨拶してキッズルームを出る。妻に聞くと、どうやら私の中学時代の同級生と知り合いだそうだ。どれだけ話せばそんな話題にまでたどり着くのやら・・・(^^;;


帰宅して授乳のあと、取れかけていた左頬のデュオアクティブとテープを剥がし、ホッツ床も外したまま入浴。体重は7.6kgになっていた。久しぶりの入浴なので、大変気持よさそうだった。私も息子を風呂に入れるのが一日の一番の楽しみなので、この2日間が寂しかったこと。口唇裂手術のときの入院期間が思いやられる。。。

娘によれば、息子の顔も体全体も「縦に伸びた」そうだ。そして早速スパルタ開始。病み上がりなんですけど・・・


全てキャンセルになった術前検査は、9/4にやり直しとなった。手術日程そのものに変更はない。矯正歯科の予定はまだ取り直していない。



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2013年8月23日金曜日

生後113日目 尿培養検査待ち

昨日のうちにも帰れるかも・・・と書いたのだが、尿の検査結果を確認しなければ退院許可が出ないということで、まだ入院している。


4箇月未満の乳児が38℃以上の発熱をした場合、上部尿路感染症が疑われるので、尿培養の検査をする必要がある。培養して何も出ないことを確認するにはそれなりの日数がかかる。

・・・

一昨日から昨日にかけての夜間、夜勤の看護師さんが妻に次のように話しかけたらしい。

「○○くん、抱っこさせてもらってもいいですか?」

息子はすでに熱が下がっていたし、ミルクもしっかり飲んで機嫌が良くなっていたので、妻もホイっと渡したそうだ。

「あ、笑った~ 癒されますね~。これで残りの勤務が乗り切れそうです。私、個人的に思うんですけど、口唇口蓋裂の子って、みんな表情がとっても豊かだなぁって」

小児病棟勤務の看護師さんだから、口唇口蓋裂の子を含めて多くの赤ちゃんを看てきたことだろう。その経験からの言葉だから、お世辞が入っているにしても嬉しいものだ。



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2013年8月22日木曜日

生後112日目 発熱緊急入院のその後


昨日の朝、形成外科受診のために医大附属病院を訪れたのだが、発熱のため緊急入院となった。したがって、形成外科・耳鼻科・リハビリ科・言語聴覚療法のすべての予約はキャンセル。本日の矯正歯科受診もキャンセルとなった。

採血と点滴で泣き疲れて寝ている

生後3箇月くらいの乳児というのは、まだ母体からの抗体を保持していて基本的に熱を出したりしない。なのに38℃以上の熱を出した場合は、基本的に入院して検査を行い経過を観察することになる。肺炎・髄膜炎・尿路感染症などが疑われるからだ。さらに、息子の場合はこの数日、1日に数回、「ケホ、ケホ」といった感じの咳が出ていたので、気管支炎の可能性もあった。

私が自宅へ戻って入院に必要な物を集めているあいだに、血液検査とレントゲン検査が行われたのだが、どれにも異常は見られなかった。そして熱は36.5℃まで下がり、18時頃には通常量のミルクを飲んだ。足に点滴が入っているが、ただの維持液で抗生剤は使われていないため、これで熱が下がったわけではない。

熱が下がって機嫌が良くなった


息子には昨晩から妻が付き添っているが、特に異常の連絡もないので、おそらく1泊のみで帰れるのではないかと思う。それはそれで良いのだが、もう一度術前検査と矯正歯科の予約を取りなおす必要がある。残りの有給休暇の使い方がシビアになってきた。

今朝の妻からのSMSには、病棟の廊下で2時間おきに激しく泣く子が抱かれている様子が記してあった。来月は我が身。おそらく同じ病棟に入ることになるので、雰囲気や設備の位置などが確認できたという意味では良かったのかもしれない。



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