2014年8月1日金曜日

生後456日目 長距離歩くようになる

佐世保の女子高校生殺人事件では、加害者の生徒を診察した精神科医が保健施設に「人を殺しかねない」という相談をしていたことが明らかになっている。相談は6月10日、相談の時点では匿名ではあったものの、踏み込んだ対応が可能であったならば事件を未然に防ぐことができたかもしれないと考えると、残念でならない。

NHKのニュースによれば、取調べに対して、父親の再婚相手に対して特別に悪い感情は持っていなかったと供述しているらしい。被害生徒との関係も「仲良し」だったらしい。つまり、通常考えられる憎しみや恨み、ストレスなどからの犯行ではなく、自分の嗜好や欲求を実現したいために他人の生命を奪うという、典型的なサイコパスの犯罪と見ることができる。

こうした人間の人格を家庭環境や教育で矯正することはかなり難しい。なので、両親や教育現場に全責任を求めることには無理があるだろう。犯罪の防止には、冒頭に紹介したような機会を捉え、場合によっては隔離施設の利用も検討する必要があるだろう。

・・・

帰宅時間がさらに遅くなった昨日。家まで徒歩4分なのに、妻は息子を連れて、車で駅まで私を迎えに来てくれた。車内から私の姿が見えると、息子は声を出しながらチャイルドシート上で手を振ったそうだ。他の人と区別がついているらしいことに、妻はちょっと驚いていた。
食後、お風呂までの時間に遊んでいたのだが、ハイハイが少なくなり歩く距離が長くなっていることに気がついた。ベビーサークルの周りをひたすらグルグル、かなりのスピードで歩いているため、後頭部などは汗まみれ。息子は少し運動するとやたら後頭部が熱くなる。

お風呂での体重はちょっと減って10.9kg。大量に飲み食いしているが、それと同等の運動・代謝と発汗なのだろう。



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2014年7月31日木曜日

生後455日目 起きている息子に会ってない・・・

昨日は息子が起きる前に仕事に出かけ、帰宅はいつもより1時間半ほど遅くなってしまい、その時には息子は「父ちゃんを待ちきれずに」眠ってしまっていたので、起きている息子の世話をすることはほとんどできなかった(写真も撮れていない)。お風呂も寝たままの状態で入れたくらいで、それも身体を洗っている間は目を覚まさず、湯船から出ようとした時に少し目が開いた程度だった。

・・・なので、写真は一昨日のものだ。今朝もまた起きる前に家を出てきた。

妻によれば日中は大暴れだったようで、中でも「お手々がウンチまみれ事件」が衝撃的だったそう。息子は右のお尻を掻く癖があるのだが、ちょうどウンチの時にお尻を掻いて、手が大変な状態になったそうだ。またその手を顔に持っていくものだから、妻も若干パニック。

とまあ、至って平和(?)な日常である。

一年前の記事を見ると、 息子の体重は6.7kgだったようだ。1年間で4.4kgの増加。入院や手術があって何回か減少もしているが、それを無視すると1日あたり12g。その僅かな差の積み重ねが成長なのだなぁと思う。

そうそう、今日は会社に第4世代iPadが届く(Airではない)。私は個人的にはAndroid派だが、作成しているWEBシステムのテストではiPad実機での確認が必要になるからだ。Amazonで買うとAppleストアより700円くらい安くなるようだったが、そのくらいだと公式ストアで買わない理由にならず、素直にAppleストアで購入した。もうしばらくすると(例によって10月頃?)新型が出るのかもしれないが、テスト機という意味では第4世代くらいがちょうどいい。個人的にはSurface Pro 3のほうが興味あったりする。



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2014年7月30日水曜日

生後454日目 人工内耳のリハビリ

今朝の出勤直前、妻にNHKのニュース内のレポートを「見て」と促された。愛媛県松山市にある、人工内耳を装着した子供たちのリハビリ施設についての報告だった。

人工内耳とは、頭部またはその周辺に装着したマイクの電気信号を蝸牛の神経に直接伝える装置で、埋込手術が必要だ。レポートでは、生後すぐに重度難聴と診断されて人工内耳の埋め込み手術を受けたお子さんがリハビリを受ける様子を映し出していた。

私が受けた印象は、大きめの補聴器に加えて、かなり大きめのマイクがかなり目立つということ。装着しているお子さんが小さいのでそのように見えるのかもしれないが、レポート内でもある程度外見を気にするような年齢になると、人工内耳を嫌がって外し、手話でコミュニケーションを取るという選択をする人もいると報告されていた。

人工内耳で聞こえる音を再現した音声を聞いたが、 質の悪いトランシーバーから聞こえるような音だった。静かな環境であれば聞き取れるだろうが、周囲が騒がしい環境ではかなり難しそうだ。したがって、リハビリでは人工内耳での聞き取り、その音を聞いた上での発声、手話の練習を並行して行うことになるそうだ。

妻のママ友にも、口唇口蓋裂と片耳難聴のお子さんをもつ方がおられる。

ラベル:難聴

そういうこともあって、妻としても気になっているのだろう。

人工内耳のリハビリ施設の一覧を調べると、人口が多めの県で1~2施設、人口の少ない県にはない、という感じだった。

人工内耳の地域別病院情報

口唇口蓋裂の構音障害のリハビリも時間が掛かると思われるが、人工内耳のリハビリも長期間に渡ると思われる。その期間は頻繁に通う必要があるので、遠隔地の場合はかなりの負担になると思われる。

・・・
昨日の息子は、海岸沿いの親戚の家に遊びに行った。高齢の伯母(妻から見て)がおり、ウェルニッケ脳症を患い、元々マシンガントークする伯母さんだったのが普通の喋りになったらしいが、息子と遊ぶのはちょうどいい刺激になったようだ。



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2014年7月29日火曜日

生後453日目 佐世保の事件の動機は・・・

長崎・佐世保で起きた女子高校生による同級生の殺人事件は、何とも痛ましい。捜査当局によって慎重に動機などが調べられているが、本人は「人を殺してみたかった」とか「遺体を解剖してみたかった」という趣旨の供述をしていると伝えられている。

その供述が本当であれば、被害者には何の落ち度もなく、単に「殺したいから殺した」という犯人の興味本位の行動の犠牲になったことになる。これでは本人も浮かばれないし、御遺族はやりきれないことだろう。妻はそのニュースを見て、「もし子どもがそんなふうに殺されたら、時が止まってしまうわ・・・」と呟いた。

犯人の女子生徒の母親は昨年に亡くなり、父親はその後再婚。継母とあまりうまくいっておらず、それが理由で独り暮らしを始めたという報道もある。とはいえ、母親がおらず、父親が再婚したという境遇の子どもは世の中に沢山いるし、その子達のほとんどは普通に暮らしている。犯行の理由にはならない。

妻は、「育て方なのかなぁ」と訊いてきた。それもあるかもしれないが、この場合は生まれ持ったものが大きいのではないかと思える。良心や他者への共感性の欠如。反社会性人格障害(サイコパス)の疑いもあるようだ。

・・・

妻は昨日も、子育て支援センターに息子を連れていった。前回話しかけられた、言語発達を心配するお母さんとお子さんも来ておられた。今回も色々と話をしたらしい。

生後443日目 言語発達を心配するお母さん

上の子の時にほとんど外出しなかったことを反省しているお母さんは、こうしてなるべく顔を出しているそうだ。「上のお子さんは何歳?」と聞かれた妻は・・・
「何歳というか・・・ 大学生・・・(>_<)」
 と答えた。そのお母さんが激しく驚いたのは言うまでもない。
「32歳位かと思ってました」
実年齢からマイナス10歳である(笑 まんざらでもない妻。
「ということは、もう、一人育て上げたんですね!」
「えっと、まあ、そういうことになるけど・・・。その時々にやることをやってただけで・・・」
「すごいなぁ。一番大変だったのはどんなことでした?」
「う~ん・・・ まあ強いて言えばお姉ちゃんは小学生の時に身体が大きかったから、デブとか何とか言われてからかわれたとか、かな。。。大学受験とかは主人に任せっきりで」
そんな会話をしていたら、他のお母さんにも話しかけられ、コップ飲みができるのをすごく驚かれたそうである。私達とて、口蓋裂手術がなければコップ飲みの練習などまだしていなかっただろう。

息子は相変わらず高い所へ登って目が離せない。登るだけならまだしも、立ち上がって踊る。そして足元を見ていない。たぶん何回か落ちるだろう。


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