2014年8月24日日曜日

生後479日目 ベビーサークルを乗り越える・・・

息子が散らかしたものを片付けようと、本人をベビーサークルに入れてソフト積み木を拾っていると、ゴテン、と音がした。見ると息子がベビーサークルの外側で泣いている。・・・外側?

パネルを乗り越えて頭から落ちたらしい。落ちた場所もクションマットがあったためそれほど痛くはなかったようだが・・・。ドアのあるパネルのところを乗り越えたので、他のパネルより高い位置に足が掛けやすいドアの部分を使ったのだろうと思う。ということで、このドア付きのパネルはもう使えない。

今までは標準の6枚セットで使っていたのだが、購入時には「狭いのではないか」と思って2枚が追加されたセットを選んでいた。ドア付きパネルを1枚取り除き、2枚のパネルを追加。
比較的身長が高いので、もう少しするとどのようなパネルでも乗り越えてしまうような気はする。今年中くらいが限界かな・・・。もう買い換えるつもりはないが、乗り越えるのがわかっていればもう少し柵の高さがあり、足をかけられないようなシンプルなものにしたかもしれない。






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2014年8月20日水曜日

生後475日目 住宅ローンと「甘やかし」

近々中古住宅を購入して引っ越そうと考えているが、さすがに全額をすぐに支払えるわけではないので住宅ローンの比較検討も始めている。住宅ローンの金利は10年もの国債の金利(長期金利)に概ね連動するのだが、その長期金利は過去最低レベルである。つまり借りやすい状態にある。

住宅ローン金利推移と住宅ローン金利動向について

上記ページにもあるが、10年固定金利などを用いてほどほどの自衛をしておくのが良さそうだ。息子の進学に余裕を持って対処したいので、ローン期間は15年程度にしておきたい。ローンを払い終えた頃に積み立てた学資保険が戻ってくるので、これで国立大学くらいなら行けるはずだ。

そんなことを考えながら就寝すると、また夜中に目が覚めてしまった。時計を見ると午前2時。そこから何とか寝ようと頑張ったものの、結局4時に諦めて起床した。今頃(午前8時)になって眠い。

・・・

息子は「ハンガーヌンチャク」を覚えてしまい、床を始め色んな物を殴っている。気づいたら止めるようにしているが、いつ階下の方が苦情を言って来られてもおかしくない・・・。体重はなぜか10.8kgに落ちた。動きすぎだろうか。

・・・

昨晩、妻が息子とベタベタ遊びながら
「甘やかさずに育てるのってどうしたらいいのかなぁ」
 と聞いてきた。シングルマザーで娘を育てていた頃、妻にとっては娘が人生の全てだっただろう。妻自身も「この子のためなら」と思い切り甘やかしてしまった・・・と常々言っている。
「まあ小学校入るまでは溺愛でいいんじゃない?」
「自尊感情」という言葉がある。自分には価値があると思える気持ちのことだ。自己肯定感でもいい。その基本は、幼児期に注がれる無条件の愛情だ。だから、物心つくまでは溺愛でいい。

そこから先、どういう育て方をするのかはまだ想像ができていない。少なくとも欲しがるものを全て買い与えるようなことはしないでおきたい。私も妻も、家庭の事情で欲しいものがほとんど手にはいらないような境遇で育ったが、今になって思えばそれで良かったような気がするのだ。



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2014年8月6日水曜日

生後461日目 「ダウン症児引取拒否は誤解」豪夫婦反論

先日、代理出産で生まれたダウン症児を、依頼側夫婦が引取拒否したというニュースを記事にした。

代理出産でダウン症出産・・・引き取り拒否

その後、文字通り世界中で批判が広まったことを受けてか、オーストラリア人の夫婦が「友人」(代理人ではない)を通して反論している。

「ダウン症児拒否」は誤解、代理出産依頼の豪夫婦が反論

男児に先天性心疾患があることは分かっていたが、ダウン症候群であることは知らなかったと述べた。
 ガミー(Gammy)と名付けられた男児について、夫婦の友人は同紙に「ガミーちゃんは生まれたときに非常に健康状態が悪く、夫婦は最長でも1日しか生きないと聞かされたそうだ」と語った。
 また同紙は、双子はタイの大病院で出産される予定だったが、代理母のパタラモンさんが別の施設へ入院したために代理母契約は無効となったと報じている。それにより、夫婦には双子を引き取る法的権利は無くなったが、代理母は最終的に女児の引き渡しに同意したという。
中間に代理人が入っていてさらに行き違いが大きくなったのではないかとも思える。

私には、経緯はどうであれ、結果的に健康な女児のみを夫婦が引き取り、ダウン症と心肺の病気を抱えた男児をタイの貧しい女性が保護し育てることになったという事実のみが重要、としか思えない。代理出産がビジネスとして存在する限り、こうした事件は何回でも起こりうる。先進国と途上国の経済格差を背景にして、僅かな金額で代理出産を依頼することに躊躇いを感じないのであれば、そのこと自体が人間としてどうなのかと思う。

・・・

さて、今日は息子が口腔外科を受診する。先日の抜歯の後の経過を確認するためだ。残念ながら私は業務の都合で有給休暇を取得することができなかったので、大雨の中ではあるが、妻一人で息子を連れて行ってもらわなければならない。
その息子は昨日も元気一杯。乾いた洗濯物を、一時的に手の届くところに置いていたためご覧の有様。日中暴れまわっているため、昨晩はお風呂で体を洗っていたら眠ってしまった。体重は11.3kg。



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2014年8月4日月曜日

生後459日目 代理出産でダウン症出産・・・引き取り拒否

オーストラリアの夫婦が報酬を支払ってタイの女性に代理出産を頼んだが、生まれた男女の双子の男の子が21トリソミー(ダウン症)だったため、出生時には障害が確認されていなかった女の子だけを引き取り、男の子の引き取りは拒否した・・・というニュースが議論を呼んでいる。

代理出産で障害児 引き取り拒否に議論
オーストラリアメディアの報道によりますと、代理出産の依頼を受けたのは21歳のタイ人の女性で、去年12月、オーストラリア人の両親から日本円でおよそ150万円の報酬を受け取り、双子の男女の赤ちゃんを出産しました。
このうち、男の子はダウン症だったため、オーストラリア人の両親は引き取りを拒否し、障害のない女の子だけを引き取りました。
残された男の子は先天性の心疾患などもあり、病院での治療の必要もあるということですが、タイ人の女性が引き取り、自分の子ども2人と共に育てているということです。
NHKの報道だけ見ると、オーストラリア人の両親に批判が向かいそうではある。イギリスのインディペンデントのサイトには、もう少し詳しい記述がある。


Three months later, after a doctor implanted the Australian woman's fertilised egg into her uterus, she discovered she was expecting twins. The agent promised her an additional £926 for the second baby. But four months into the pregnancy, routine checks established that one of the twins had Down's syndrome.
On learning this, the parents – through the agent – urged her to have an abortion. "But I didn't agree, because I am afraid of sin," she told Fairfax, referring to her Buddhist beliefs. Then, when the twins were born, the agent took the girl, leaving the boy with her. She never met the parents.
どうやら、ダウン症の診断が下りた時点で、オーストラリア人の夫婦は中絶を求めたようだ。しかしタイの女性は信心深い仏教徒であり、これを拒否。双子が生まれてすぐ、代理人は健康な女の子を引き取り、男の子は残された。対人の女性は一度もオーストラリア人の夫婦に会うことはなかった。

女性はバンコクから56マイル離れた貧しい村に住んでいるが、残された男の子を我が子と一緒に育てるつもりだ。
I'll take care of Gammy on my own. I'll not give my baby to anybody … I don't wish him to be the smart boy or intelligent person … I just want to see him as a good man. Whatever he wants to be, I will always support him, my boy.(私はこの子を育てるつもりです。誰にも赤ちゃんを渡さない・・・この子には賢い子になってもらいたいなんて思わない・・・ただ、良い人になってもらいたいだけ。彼がどんな人になりたいと思ったとしても、私はいつも彼・・・私の息子に手を差し伸べるわ)
女性はオーストラリア人の夫婦を非難するつもりはないという。誰にでもそれぞれ問題があるものだから(They might have their own problems, too.)だ、と。

・・・

今回はこの貧しいタイの女性が、引き取り拒否された子どもを育てると決めたことで、子どもに保護者がいないという最悪の事態は避けられたが、商業的な代理出産が続く限りこうしたことは発生する可能性がある。

私は商業行為としての代理出産には反対だ。どんなお産でも、出産には常に生命の危険が伴う。いくら代理母が若くて健康だとはいえ、人様の生命を危険に晒してまで自分達の子どもが欲しいとまでは、考えることができない。先進国の裕福な夫婦が、「料金が安いから」などという理由で途上国の貧しい女性に代理出産させるなど、やって良いこととは思えない。

こうした商業的な代理出産は禁止されつつあるが、途上国ではまだ行われているところがある。

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昨晩の息子は、一人で体重計の上に立てるようになった。それで計測した体重は11.2kg。



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