「あらまあ気付かなかったわ」と言いながら夕食の準備を始める妻に、忘れてました、と謝りながら、息子の相手を代わる。とりあえず「いないいないばあ」という絵本で読み聞かせ。
これの中にネズミが出てくるのだが、最近の息子はこのネズミが大好きで、見ると笑ってくれる。まだあまり言葉が出てこない息子だが、今は耳と目から言葉をインプットしていくのが重要。「くまさん」「きつねさん」「ネズミさん」「絵本」「お顔」・・・。
息子の夕食はパン粥。だがあまり食べない。基本的に普通の御飯やパンをそのまま食べるが好きだったのだが、どちらも上顎にひっついたりするので退院後も禁止されている。少なくとも再来週の水曜の受診までは。
夕食が終わり、妻に聞いてみる。
「買い物行かなきゃいけないんじゃない? ヨーグルト無いでしょ」
「そうなのよ。最後の4個、日中に食べきっちゃったから。あと、その単語(ヨーグルト)を聞くと大騒ぎになるわよ」というわけで、近所の24時間のディスカウントスーパーに出かける。
写真の抑制筒には新幹線の形のマジックテープカバーが付いているが、これは看護実習で付いた学生さんが個人的に作ってきてくれたものだ。看護学生さんのお母様も妹弟さんも看護・福祉の道に進まれているそうだ。頑張ってもらいたい。
食材を選ぶ妻に今後の食事について確認。
「退院時に食事の指導はあったんだよね」
「うん。基本的には病院で出てたような食事。全粥と潰したようなおかず。パンとかご飯は上顎にひっつくから禁止。口の中見たら、骨が見えてるもんね。そりゃあダメだと思ったわ」硬口蓋裂・顎裂も伴う息子の場合、上顎の粘膜と骨膜を剥離して後方に引っ張って縫合する「プッシュバック法」という術式がとられた。骨膜と粘膜が完全に再生するまでは、上顎に引っ付かないようなもので、柔らかい食事をとらせなくてはならない。
ヨーグルトが置いてある売り場に行くと、いつもの4個パックが4つしか無い。
「3日もたないわ・・・」
「じゃあさ、この400gのやつにしたら? プレーンだから甘味つけるのがちょっと面倒だけど」
「4個パックは1個70g・・・、ほとんど同じ値段だからこっちのほうがお得ね」おそらく400gくらいは1日で消費する(^^;; 400gのものを2個買って、これで4~5日はいけるはず。ヨーグルト係数の高い我が家。
帰宅して入院中の話になり、同室のママさんにこんな質問をされたという。
「どうして旦那さん、いつもあんなに早い時間に病院に来れるの?」ほうほう(^^) もちろん妻と息子への愛あればこそだが(笑、妻の答えは
「あぁあれ? 40代になると朝早よから目が覚めるんよ♡」確かに、最近は休日でも5時に目が覚めるなぁ。
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