2014年7月15日火曜日

生後439日目 大食漢・・・

妻がNexus7(2012)でFacebookを見ながら、この「知り合いかも」ってどういう条件で出てくるの?という質問をしてきた。「友達の友達を候補表示してるのが主だけど、細かい条件はFacebook社しか分からないね」と答えてみたが、スーパーアナログ人間の妻はイマイチ納得がいっていないようだ。

少し調べてみると、「知り合いかも」の表示基準が以下のページに示されていた。

Facebookで足跡はバレる?「知り合いかも?」の仕組について

自分が「知り合いかも」に表示されないようにする方法もあるので、気になる方はご覧頂きたい。

・・・

昨日帰宅してからのこと。午睡から起きたばかりの息子に、まずはヨーグルトを1個と食べかけのクロワッサンの残り約1/4食べさせた。それだけでは収まるはずもなく、妻が食事を取りながらクロワッサンを丸々1個。もうお腹いっぱいか?と思いきや、さらに欲しがるのでお味噌汁ご飯をお茶碗一杯完食した。

「さすがにこれだけ食べたら吐くんじゃ・・・」
と心配になったが、当の本人はエネルギーが充填されたため、元気に暴れまわって吐く様子はない(お腹は出ているが)。お風呂の後でもヨーグルトを食べお茶を飲み・・・、妻に聞いていたとは言え、恐ろしいくらいの食べっぷりである。これで体重の増え方が少しずつ(身長は伸びている気がする)なので、日中の消費カロリーが膨大なのだろう。昨日の日中は遂にテレビ台から2回も落下し、妻に「テレビ台登り禁止」を言い渡されている。
そんな息子の、移り変わる「お気に入りのお歌」は、現在「しまじろうのわお!」のエンディングテーマである「トモダチのわお!」になっている。
作曲は石野卓球氏、作詞と歌はPUFFY。これが流れるとかぶりつき。まあ、現在何かと話題のベネッセのキャラクターなのが微妙なところだが、子供が好きなものなので仕方ない。DVDを買おうかと一瞬真剣に考えたが、そういえば我が家のTVにはHDDが内蔵されているものの、DVDの再生機能は無かったのだった。。。




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2014年7月14日月曜日

生後438日目 口唇裂術後の授乳

サービス付高齢者向け住宅に入居している伯母の、「気兼ねなく弟妹に連絡を取りたい」というリクエストを受け、現在携帯電話の契約を検討している。 85歳だし軽度の認知症なので、スマートフォンのタッチ操作は難しいのではないかと思われる。私の家族、および妻の家族は全員auに契約しており、巨大な 家族割グループを形成しているので、契約するならauだろう。しかしauのオンラインショップで見るところ、京セラの「簡単ケータイ」でもかなりの金額 だ。契約者を誰にするかも含め、いろいろ考えている。

・・・

さて、息子は既にホッツ床を自ら卒業し、フォローアップミルクを飲む回数も減ってきた。その代わりに、ヨーグルトとパン、味噌汁かけご飯などを大量に食べる毎日だ。特にヨーグルトは1日に6個とか7個とか食べており、妻の言う「暴飲暴食」も大袈裟ではないように思える。

なのだが、数少なくなってきたフォローアップミルクの授乳では、いまだに「細口」で飲んでいる。口唇裂の手術後、傷痕の保護の必要が無くなった頃から、「普通の乳首にして上顎の筋肉を鍛えましょう」といった指導を受けていたし、他のお子さんの親御さんにも、そうした指導を受けたという話を聞いていたので、何回かトライしたことはある。

だ が、術前にあれほど嫌がっていた細口なのに、術後にそれに慣れてしまうと、普通の乳首どころか、術前にそれでしか飲まなかったP型すら、思いっきり拒否。 1日に1度、私が帰宅した時に練習していたのだが、全く成果はなかった。そしていつの間にか諦めてしまい、細口のまま今に至る。

形成外科ではそういった指導をうけてはいたが、矯正歯科で診てもらうと特にそういうことは言われず、「上顎の状態は良いのでホッツ卒業OK」とお墨付きを頂いたりした。

考 えてみれば、術後の哺乳における乳首だけで構音障害が出るか出ないか決まるわけでもない。離乳食を食べる時のお口のモグモグでも、口内の筋肉は鍛えられる はずだ。通常乳首の練習をして、それを素直に受け入れられるお子さんなら何の問題もない。しかし、そうでないお子さんも沢山いるのだ。

医療側としては、「普通乳首にして吸う力や顎を動かす筋肉を鍛えれば、構音障害の確率を減らせる」という思いがあるのだろう。それは正しい。だが所詮、それは当事者でなく、24時間ケアをしなくてはならない親でもない他人の意見であり、ただの「理論」だ。

口 唇口蓋裂のお子さんを出産されたお母さんは、医師からそうした指導を受ければ、何とか実践しようと必死になる。市販されているあらゆる乳首を買い求めては 試行錯誤を繰り返す。だが、それでも、どうしても飲めないお子さんは居るものだ。授乳の度にお子さんを泣かせてしまって親子共にストレスが溜まり、「私が ちゃんと産んであげられなかったから・・・」と自分を責めてしまうお母さんが多い。けれど、それは誰のせいでもない。

術 後の哺乳の指導をされる医師や看護師・言語聴覚士さんには、指導において少しの心遣いをお願いしたい。例えば、「できれば普通の乳首にしたら筋肉が鍛えら れていいんだけど、もしあまり嫌がるようだったら、1日1回くらい練習するくらいの感じでやってみてね」とか。それだけで、お母さんの気持がずいぶん軽く なるはずだ。
帽子を自分でかぶろうとする息子。頭にかぶるものだということは分かっているらしい。


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2014年7月13日日曜日

生後437日目 子育て支援、児童養護施設で暮らす子、そして伯母のこと

昨日は土曜日で私が休みだったので、市の子育て支援事業「親子クラブ」に私も参加した。車で30分の所だが、細かい場所が私にはわからないので、妻が車を運転。私と息子は後部座席。息子は、サングラスをした妻が振り返っても母親と認識しているのかどうか微妙な感じ。どちらかと言えば怖がっていたかもしれない。

開放されている部屋は広く、土曜日のせいか他のお子さんはおられなかった。対応してくださった職員さんを加え、大人3人で息子1人を見守るという状態だ。階段マットや滑り台、様々な玩具を使って広い空間で遊べ、そして怒られない(^^; ので、息子は楽しそうだ。

職員さんとは、色々な話をさせて頂いた。この時期までの手術やケアの苦労。形成やリハビリやST(言語聴覚士)の先生にどんな指導をされるのか、など。口唇口蓋裂のお子さんを持ったお母さんの中には、指導での言葉を深刻に受け止めすぎてしんどい思いをされている方もおられること。

口唇裂の傷痕を見て、何気なく「すごく綺麗になったわね」と言われるだけで心が重くなるということも、当事者の親でなければおそらく分からない。「他にも色々と(構音、歯列矯正、言語発達、遺伝、結婚・・・)しんどいのよ」と、口には出さないが、その思いは心の底に少しずつ積み重なっていく。そういった受け取り方も人それぞれではあるけれど。

私もそうしたお話を保育士の方などとお話することで、ある程度自分の心の中の重みを消化しているのかもしれない。このブログもそうなのかもしれない。

1時間半ほど経過して息子がぐずり始めたので、帰らせていただくことにした。こうした育児支援の場が提供されているということは、実際に行ってみて重要な事だと感じた。

息子は車内ですぐに眠りはじめ、帰宅してもしばらく眠っていた。

・・・

起きて昼食のあと、いつもの週末のように実家へ。その行き道で友人の所に寄って、夏休み中に隣の市で開催されているサーカスのチケットを渡す。妻の実家が仕事のお付き合いで購入したチケットだ。息子にサーカスはまだちょっと早いと思われるので、小学生の子供を持つ友人なら・・・と思って渡すことにした。

チケットが使えそうか友人に聞いてみると、自分の子供ではなく、児童養護施設に入所しているある男の子と行こうと思っているとのこと。その子には、1年以上前の友人宅でのバーベキューで私も会っていた。 友人の子供達は3人きょうだいだが、まるで4人きょうだいのように遊んでいた子がいた。その子のことらしい。

そういえばあの時、ネグレクトのような状態らしいと聞いた記憶がある。その後すぐ、その子は児童養護施設に入ることになった。同じ地区に親が居て家があるというのに、児童養護施設から通わなくてはならない小学生。いったいどんな気持ちなのか、想像するだけで胸が痛む。私も、友人のように何かできることをしなくては。。。

・・・

実家へ行って1時間ほどして帰り、自宅で休んでいると、携帯電話に実家から着信した。何か忘れ物でもしただろうか。

電話は母からで、内容は近くのサービス付高齢者向け住宅に入居している伯母のこと。伯母は昨年、足の甲にできた有棘細胞癌の手術と放射線治療を受けた。その治療の時、主治医から「あと2年」と言われていた、ということを、母は私に伝えたかったらしい。今までいろいろ考えたが、最終的に私には伝えておこうと思ったそうだ。

「そう・・・。わかりました」と低い声のトーンでやりとりしていた私の様子を心配して、電話が終わった後に妻が「大丈夫? たいへんなこと?」と訊いてきた。その時は反射的に「ん? いや、大丈夫だよ」と答えたが、いずれ妻にも話しておかなければいけないだろう。

・・・

今日は雨模様だが、伯母の所に息子を連れて行ってみよう。



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2014年7月11日金曜日

生後435日目 哺乳の工夫(ピジョンP型・逆止弁なし)

ベネッセの個人情報流出は、最大で2000万件超という報道がされている。1件あたり少なくとも親1人、子供1人とすれば、4000万人分の個人情報が漏れた可能性があり、国民の3人に1人である。過去に何らかの商品を契約したことがあれば、ほぼ個人情報が流出していると考えたほうがいいだろう。

ベネッセの原田泳幸会長兼社長は、アップルコンピュータ、日本マクドナルドの取締役をつとめ、現在でもソニーの社外取締役である。会長兼社長には今年就任したばかりであり、情報流出の時期が昨年末と推定されているから、その意味では直接の責任は無いといえる。ただ、犯人を「グループ会社社員以外で、データベースの高度な権限を持つ内部者と推定」と発表したタイミングが早すぎたのではないか。これを逆に読めば、「そのような重要な権限を社外の者に与え、かつ情報へのアクセスを許していたのか」ということになるからだ。こういう時は、「全力で警察の操作に協力しております」とだけ言えばいい。まあ、私は門外漢なのだが、情報セキュリティに携わる者としては少し黙っていられない部分だ。

・・・

さて、息子は時々フォローアップミルクを飲むだけで、別に卒業しても良い状態になっているのだが、生後数か月で口唇裂手術前の赤ちゃんでは、哺乳が一番の問題となる。口唇口蓋裂用哺乳瓶にはピジョンP型、NUK、メデラ・スペシャルニーズフィダーなどがあるが、安価で手に入りやすいのがピジョンP型だ。私達はNUKやメデラを使ったことがないので、評価はできない。

そのピジョンP型は、上顎に当たる部分がやや平らになった乳首と、乳首の中に組み込まれた逆止弁、 柔らかい樹脂製の瓶で構成されている。口唇裂があると空気が漏れて口腔内を陰圧にするのが難しい。そこで、乳首を上下の顎で押しつぶすようにすると、逆止弁の効果で口の中にミルク(または母乳)が流れこむようになっている。乳首には小さな穴があり、こちらは乳首が元に戻る時に、空気が流れこむようになっている。

これは息子の1年前の写真。瓶は外出用に小さなものに変えているが、乳首はピジョンP型だ。息子はこれで調子よく、ゴクゴク飲んでいた。

しかし、お子さんによっては、ミルクが出てくる量が飲み込める量をオーバーしてしまい、泣きだして飲むのをやめてしまったり、吐いてしまったりすることもあるようだ。Twitterなどでそうした声を何度か拝見したことがある。

こうした時には、乳首の中の逆止弁を外してみることをお勧めする。こうするとミルクが出てくる量がかなり少なくなり、お子さんが無理なく飲めるようになることがある。ミルクが少なすぎる時は、乳首の先端の切れ込みを、カッターなどで少し大きくすることも考えられる。流量がちょうど良くなれば、おしゃぶり感覚でず~っとチュッチュして、少しずつ飲んでくれる。

これは昨日の息子。ブラウン管テレビ用の台に液晶テレビを置いているため、格好の「お立ち台」と化しており、このように登ってはしゃぐのが通例となってしまっている。基本的に起きている間は暴れているので、最近はなかなか体重が増えなかったが、昨日の風呂では11.1kgになっていた。妻曰く、「日中は暴飲暴食」というくらい食べているらしい。まあ、欲しいだけ食べればよろしい。。。子供は丸々してたほうがいいだろう。


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2014年7月6日日曜日

生後430日目 ハートネットTV「シリーズ"施設"で育った私 第1回」

ショッピングセンターで娘の為の買物に付き合うというのは、ものすごい時間がかかる。しかも女性用水着売り場だったから、娘と妻が選んでいる間、私はベビーカーを押して他の売り場をウロウロするくらいしかできない。約1時間半、なかなかの苦行であった。。。
お昼すぎには息子がぐずり始めたこともあって帰宅。息子の寝かしつけに成功すると、妻と娘は別の場所に出かけた。私は息子を見ながらお留守番。録画していた、「ハートネットTV シリーズ"施設"で育った私 第1回」を見ることにした。第2回・第3回も録画している。

・・・

36歳の「渡辺忍」さんが、所持金30円で支援団体に駆け込んだのは一昨年のことだった。渡辺さんの両親は、彼が小学校2年生の時に離婚。その後、彼と暮らしていた母親が行方不明となり、それから児童養護施設で育った。

「自分のやりたいことを見つけたい」
大学進学を決意し、アルバイトでコツコツ学費を貯め、第一志望の大学に進学。進学後は1日7時間のアルバイトと勉強を両立させるというハードな生活が続いた。大学2年のある日、彼はパチンコに手を出してしまう。生活費を少しでも増やしたいという思いからだった。

だが彼は、結局パチンコに依存してしまう。学費や生活費までつぎ込んでしまい、あっという間にホームレス生活になってしまった。
 「現実逃避みたいな感じです」
彼は最後の手段として自分が育った児童養護施設に連絡。現在の支援団体に繋いでもらった。

彼はパチンコ・・・ギャンブル依存症である。1日7000円の派遣の仕事で何とか家計をやりくりしながらも、今でもついついパチンコに足が向いてしまうのだ。

「自分の娘や息子に対してはどう接します? ・・・ここぞという時には最大限の愛情注ぐでしょ」
彼が支援団体代表の女性に言った言葉。無条件の愛情を・・・そして本気で向き合ってくれる大人との対話を得ることができなかった、今の彼の苦しさが滲み出ているような言葉だ。36歳の大人として、しっかり自立しなければならないという思いとは裏腹に、彼の中の「子供」がそれを遮ろうとする。彼が子供時代に抑えこんできた依存欲求は満たされないまま形を変えて、彼の心の中に棲み続けている。

早朝5時。彼は自分と向き合ってくれる人の存在を頼りに仕事に出かける。
「見放さないでいてくれた人に対して、裏切っちゃいけないなと」
・・・

18歳で自立を求められる、児童養護施設で暮らす子供達。その現実を私達はもう少し知らなくてはならない。

シリーズ 「施設」で育った私 第1回 漂流する施設出身の若者たち



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2014年7月5日土曜日

生後429日目 帰ってきたお姉ちゃん見て・・・

新幹線で娘が京都から帰ってきた。昨晩の20時半過ぎのことだ。息子を玄関まで連れていってお出迎えしたのだが、予想どおり「ガン泣き」。泣きやむまで10分くらいかかっただろうか。前回京都で会ったのが1箇月半前だから、すぐに思い出せなくても、または忘れていても仕方ないだろう。

娘のお土産の「チョコ味生八ツ橋」などは、息子はまだ食べることができないので、普通にヨーグルトなどを食べさせてもらった。帰ってから1時間も経つ頃には、思い出したのか慣れたのか、お姉ちゃんと遊ぶようになっていた。

娘は3箇月間、一人暮らししながら大学の授業と部活をこなしてきているが、まだアルバイトなどをする余裕は無いようだ。勉学の支障になるならしなくても良いが、若い時期に実社会と直接関わりを持つということもプラスになる。できれば同世代ではなく、年上の経験豊かな人と関わるものが良い。

4月からここまで、顎関節症や虫さされ?による体調不良、部屋にコバエが大量に入ってくるなどの(ありがちな)トラブルが発生したが、大学自体は楽しいようだ。とは言え、親としては心配な面も多々ある。大学受験あたりから社交的な性格に変貌した娘なので、妻は「夜遅くまで男の子たちと遊んでちゃだめよ」などと釘を差している。どこまで耳に入っているか疑問だが。

今日は体育の授業で水泳があるとかで、水着などを買いにショッピングセンターに行くことになっている。大学で水泳の授業があるのは何か意外な感じだ。女子比率が低い理系の大学なので、男子学生の視線とか無いのだろうか。それとも女子だけ集めて・・・とか? 一応父親なので気になるのだが・・・。

・・・

昨日の息子の体重は11.0kg。このところ10.8kgが続いていたのだが、久しぶりの11kg台だ。そろそろ抱っこの体重ではないし、ちょっとずつ一人歩きもできるようになったから、時間があればショッピングセンターで息子の靴も見てみたい。



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2014年7月4日金曜日

生後428日目 子育て支援センター3カ所目

気がつけば昨日で1歳2箇月。ひとり歩きは7歩くらい。

生後1歳2ヶ月|赤ちゃんの発育・発達|ベビータウン

上記のページには、「そろそろ外歩きも? 」と書かれているし

生後1歳2ヶ月|お世話|ベビータウン

このページには「ファースト・シューズ」の選び方も書いてある。つま先に余裕があって、マジックテープのタイプですか。何かちょっと選ぶのが楽しそうだ。今週末は京都からお姉ちゃんが一時帰省して、地元のショッピングセンターに買い物に行くだろうし、ついでにチビの靴を選ぶ時間があるかもしれない。

・・・

昨日は、近くにある私立大学の附属幼稚園での「どんぐりっ子」という子育て支援(親子クラブ)に初めて連れていったそうだ。最初、広いキャンパス内で幼稚園の位置がわからず、学生さんに尋ねたところ親切に幼稚園まで案内してくれたそうだ。

来ていた親子は妻と息子だけだった。年配の保育士さんと話をしたところ、どうやら妻や妻の弟がお世話になった保育士さんと顔なじみらしいとのこと。地方の町なので、そうしたこともよく起こる。

息子は例によって、初めての人に話しかけられるとガン泣きになるが、慣れてくると広い場所で一人で遊んでいたそうだ。妻は保育士さんとお話して、2時間ほど過ごした。

この子育て支援の利用者は、大学の学食が利用できるということも利用案内に書いてあった。お得な食事が大好きな妻には朗報だろう。ただ、学食には子供用椅子が3つほどあるだけらしく、利用者が多いと使えないかもしれない。

これで、妻は市内の3箇所の子育て支援施設に顔を出した。それぞれ開いている曜日が異なるが、全部合わせれば平日はほとんど毎日利用できる。息子の社会性を高めるためにも、そして妻の気分転換のためにも、どんどん利用したいものだ。




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2014年7月3日木曜日

生後427日目 ホッツ卒業確定

「これならキャンセルだね」
と昨晩妻が言った。主語も目的語も無いので何のことかわからなかったが、
(息子がホッツ床なしで今日1日ミルクが飲めたので)これなら(矯正歯科の次の受診を)キャンセル(してもいい状態)だね」
ということだったらしい。妻が昨日、フォローアップミルクを飲ませる時に、一応ホッツ床を入れてみたそうだが、やはりすぐにベーっと吐き出したそうだ。そして、ホッツ床無しでの授乳に全く問題なし。というか、ホッツ床が無い方が唇を綺麗に閉じることができるように感じたそうだ。
口蓋裂を閉じる前にホッツ床を自ら卒業することもある・・・ということで、「ホッツ床」のページを少し更新した。

ここで息子のホッツ床の歴史を振り返っておこう(^^;


生後14日目 矯正歯科受診
生後21日目 矯正歯科受診2回目 ホッツ床装着
生後26日目(2) 鼻ステント
生後75日目 上唇の組織発達でホッツ床のボタンが・・・
生後89日目 ホッツ床を吐き出してしまうときには
生後145日目 口唇裂手術後のホッツ床と哺乳
生後153日目 妻、ホッツ床(改)の装着を修得する
生後167日目 「ホッツ確認!」
生後196日目(2) 矯正歯科受診11回目
生後302日目 まだイケる!ホッツ1号 矯正歯科受診13回目の結果
生後317日目 ホッツ床の紛失対策
生後378日目 ホッツ床にヒビ
生後380日目 ホッツ芸
生後392日目 ホッツ卒業練習
生後421日目 ペラペラのホッツ床
生後426日目 ホッツ床の卒業(たぶん)

他の親御さんに比べれば、私達はホッツ床に関してはあまり苦労していないと思うが、それでも卒業するとなると感慨深い。 息子はホッツ床を口に入れると「わにゅわにゅわにゅわにゅ~」と言って可愛かったので・・・。就寝時、妻が「『わにゅわにゅ』をもう聞けないのね・・・」と少し寂しそうに呟いていた。私も同感だ。
 


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2014年7月2日水曜日

生後426日目 ホッツ床の卒業(たぶん)

今週末に、京都の大学に通っているお姉ちゃんが一時帰省するという話を聞き、交通手段を調べてほしいと言われたので、JRのサイトなどを探していた。

学生であり、片道が100kmを十分超える距離なので、学割証(校学生生徒旅客運賃) を取得してJRの乗車券を2割引きにするのが良いだろうという結論になった。その上で、新幹線の特急券を買う。他に高速バスという方法もあるが、すぐにまた京都に帰るのに乗車時間が長すぎるので今回は却下とした。

その結論を伝えようと娘に電話をしかけたとき、フォローアップミルクを息子に飲ませようとしていた妻が行った。
「ホッツ、入れてもすぐ吐き出しちゃうよ~」
矯正歯科のDr.からは、上顎や口蓋裂の状態から言って、もうホッツ床をする必要はないとのことだったが、本人がミルクを飲むときだけ必要としていた。ホッツ床を入れたのは生後半月ほどで、そこから口唇裂手術の僅かな期間を除き、ずっと装着してきて、それを嫌がるということは無かった。

試しに私が3~4回ほど入れてみたが、ペロッと出して落としてしまう。
「ん~、じゃあホッツなしで飲ませてみましょう」
「えっ、できるかなぁ~」
「口唇裂手術の時はそれで飲めたんだし」
というわけで妻が試してみたところ、特に何の問題もなくクリア。飲むスピードも変わらなかった。
「てことは、卒業ですか!? ついにこの時が来たのね」
「あと数回ホッツなしで飲めたら、要らないってことだろうね」
ホッツ床が不要となれば、矯正歯科に連絡して次回の予約を取り消すことになる。それはともかく、最初に造って頂いてから1年と1箇月。このホッツ床のおかげで哺乳ができ、大袈裟に言えば生命を繋ぐものであった。
ホッツ床の卒業は、そうしたことが思い出されて感慨深い。妻も同様だ。今朝も尾崎豊の「卒業」を替え歌にして、
「ホッツなしで ミルクなんて 飲めやしなかった~♪ ホッツからのぉ、卒業~♪」
と歌っていた。何というか、独特の昭和的センス。。。

ホッツ床



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2014年7月1日火曜日

生後425日目 別の保育園の親子クラブ

昨日の妻と息子は、市内でも車で40分ほどかかる地区の保育園まで行ったそうだ。古着をくれたりしてお世話になっているOさんが、1日だけお孫さんの面倒をみなければならなくなったとかで、お孫さんを連れて行くついでに、一緒にどうかと妻を誘ったらしい。Oさんには何かと気にかけて頂いてありがたい。


遠いとはいえ、同じ市内なので子育て支援のサービスは受けることができるようだ。初回なので登録用紙に住所・氏名・生年月日などを記入する必要があるのだが、妻以外のお母さんの名前は「ぜ~んぶ平成!」で、そのことに一番びっくりしたようだ。

子育て支援センター(親子クラブ)では飲食できないことが多いのだが、この保育園では、どうしても・・・というときは小さな部屋でなら飲食できるらしい。息子は2時間ほど遊んだら、お腹が空くより先に眠くなったようで、そこから帰りの車中、そして帰宅してからも食事の後すぐに、夕方5時までずっと眠っていたらしい。思いっきり広いところで遊ぶと、よく眠ってくれて助かるようだ。

掲載した写真はOさんが撮影してカメラ店でプリントアウトしてくださったものを、自宅のキヤノンMG6330でスキャンして取り込んだもの。

今回Oさんが誘ってくださったのは、「最初に一緒に行けば、次からは行きやすいでしょう」という妻への配慮から。写真のプリントアウトまでしてくださるし、どうしてそこまでしてくださるのか、不思議なほどだ。

月が変わり、今月は医大附属病院の受診がある。一番気になるのは言語聴覚士(ST)さんによる発達の確認だ。



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2014年6月28日土曜日

生後422日目 「意味のない生命など、ない」 産科医 川鰭市郎

午前4時に息子が一度目覚め、それから私は眠れなかったので、ベンダー試験の「Oracle Master Gold 11g」の本や、情報処理技術者試験の「情報セキュリティスペシャリスト」の本を読んだりしていた。それぞれ30分くらい読んだ後で、ふと、録画した番組を観ようと思った。

録画していたのはNHK「プロフェッショナル」。産科医の川鰭市郎医師の仕事を追ったドキュメンタリーだ。

川鰭医師が勤める「長良医療センター」には、難しい症例の妊婦さんが次々に訪れる。双胎間輸血症候群、18トリソミー、羊水減少・・・。最先端の技術を駆使して胎児を救う一方で、病院で「旅立ち」を迎える赤ちゃんもいる。そんな赤ちゃんと、そのご両親への川鰭医師の思い。
意味のない生命というものはないんですよ
その赤ちゃんが生まれてきたこと 亡くなってたとはいえね
ご夫婦でそういうことについて
ほんとに向かい合って語り合ったとするならば
何気なく生まれてきた赤ちゃんよりも
その赤ちゃんが大きなものをご夫婦に残してるかもしれないでしょう
だから80年生きた命も 10分で亡くなった命も
生まれてきた時には心臓が動いてなかった赤ちゃんも含めて
生まれてこないほうが良かったというものは
一つもないんだと
産科医療に身を捧げて30年。多くの命を救い、しかしまた多くの旅立ちを見送ってきた医師の心からの言葉だろう。この番組の再放送は7月25日(金)午前0時40分~である。お見逃しの方はぜひご覧頂きたい。

・・・

 昨晩はお風呂の前に眠ってしまい、結局そのまま朝まで寝てしまった息子。

今日は友人宅でのバーベキューに誘われている。天気がイマイチだが、また友人の子供達に会えるので楽しみにしている。




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2014年6月27日金曜日

生後421日目 ペラペラのホッツ床

昨日の矯正歯科の受診は13時30分からの予約で、どんなに長くかかっても14時には終わることが分かっていたが、勤務先は午後半休にさせてもらった。

名前を呼ばれたのは13時15分くらい。いつものDr.と助手さんに挨拶をすると、やっぱり息子は泣きだした。白衣を見ると泣き出す条件反射のようだ。

Dr.が口の中を確認する。まず上の歯が2本、大きめなのが生えてきているので、それに合わせてホッツ床を削りましょう、と。また下の歯については左の2番めが生えてきていないのが少し気になる、とのこと。上の歯は顎裂の影響で左右差があるのは当然だけれど、下の歯の左右差はあまりないことらしい。遅れているのか、そもそも歯の芽が無いのか。いずれにしても現段階で何かできることはないので、このまま様子見。

ホッツ床は、上の歯に合わせて削るのに加えて、上顎自体の大きさにも合わせて薄く削られた。Dr.によれば、力を入れて噛むとヒビが入るくらい薄くなったそうだ。いきなり真っ二つということは無いと思いますが・・・、という言葉を聞きながら、なるべく割らないように、装着は必要最小限にしておこうと思った。Dr.は「矯正歯科的には、もうホッツ床は卒業でもいいのですが」とおっしゃっている。息子もコップ飲みはできるのだが、どうしてもフォローアップミルクの時だけ、ホッツ床が必要。ありがたいことに、息子はホッツ床を嫌がることはなく、どちらかと言えばおしゃぶり代わりに好んでいる。
矯正歯科からの帰り道、ランチが300円引きになるクーポンがあるから!という妻のリクエストで「サンマルク・カフェ」へ。ちょっと単価が高めなので敬遠していたのだが、パンが食べ放題だったりして、パンが大好きな妻にはピッタリだったようだ。

次の矯正歯科受診は8月上旬。下の2番目の歯は生えているだろうか。



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