昨晩は珍しくバラエティ番組を視聴した。TBS系列の「私の何がイケないの?」である。司会の江角マキコさんの周辺のゴタゴタには特に興味が無いのだが、昨晩の放送では、女優の奥山佳恵さんが、次男のダウン症候群を番組内で告白し、出産から現在の子育ての様子を紹介する、ということだった。
奥山さんの話に至るまでに、虫を極端に怖がる赤井英和やら大酒飲みの布施博といった、心の底からどうでもいいと思える話題が続くが、妻はそういうのも嫌いではないらしく笑いながら観ていた。
さて、奥山さんの次男は現在3歳で、奥山さんが37歳の時のお子さんである。統計的に、母親の出産時年齢が上がるほどダウン症候群の赤ちゃんが生まれる可能性は高くなっていく。私の息子などは私達が42歳の時の子供だから、 確率としては奥山さんよりもずっと高かったのだ。もちろんダウン症候群なのかどうかが気にならなかったといえば嘘になる。だが、その頃実施され始めた新型出生前診断(NIPT)は受けなかった。
奥山さんのお子さんの映像を見て、可愛らしいと思わない人はいないのではないかと感じた。3歳だが、体格は1歳5箇月の息子よりももしかしたら小さいかもしれない。発達状態も、ようやく歩けるようになったというから、発達の速度は4割くらいという感じだ。だが、気付いたことは、とても笑顔が多いということだ。息子にも時々「ものすごく上機嫌な日」があるが、それがずっと続いているように見えた。VTRの編集による部分もあるのだろうが・・・
障害を持つ子の兄弟姉妹の心情のケアは、ひとつの大きな問題だ。奥山さんの長男は小学生で、次男のダウン症候群を公開すれば、彼にも何らかの影響があるかもしれない。奥山さん夫妻も当然、それを心配したそうだ。しかし彼は、友達に何か言われたとしても「弟はゆっくり大きくなるんだ。だから可愛い時間がたくさん楽しめるんだ」と自慢するんだ、と答えたという。彼はすでに、人生において最も重要なものの一つを手に入れているようだ。大人になっても兄弟で力を合わせて、生きぬいていくことだろう。
ダウン症候群の子供を授かった人の気持ちは、その人にしかわからない。胎児の障害のみを理由にした中絶を法律は認めていないとはいえ、実状としては妊婦・夫婦に産むか産まないかの選択が委ねられている。また、ダウン症候群で生まれた子がどれほど成長するのか、何ができるようになるのか、それは誰にもわからない。人それぞれだ。故に、胎児診断の病名のみをもって、産むべきとか産むべきでないとか、他人がどうこう口出しできることではない。ただ、産んだ人、そして産まなかった人それぞれの体験や気持ちを聞く機会をより多く作ることは、有意義なことだろうと思う。
・・・
息子はまだ37℃くらいの熱があるので、お風呂はパス。ただし、活動量は通常どおりで、日中は妻を困らせ続けている。
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2014年10月7日火曜日
2014年10月6日月曜日
生後522日目 引越し先のネット接続
現在入居しているアパートは、家賃の中にインターネット接続サービスが組み込まれていて、その分の契約を解除して安くしたり、プロバイダを変更するといったことはできない。たまにサービスプロバイダの機器が不調になるようで、1~2日間ネット接続できなくなったりする。
そういう時の為に、現在WiMAXを1つ契約している。そこそこのスピードが出るし、通信量の上限もなくて月額4,000円程度なので使いやすい。12月頃には、現在購入手続中の物件へ引越しするのだが、とりあえずネット接続はそのWiMAXでまかなおうと思っていた。
土曜日のリフォーム確認時に、念のため現地でWiMAXルータを起動してみたところ、まさかの圏外。ためしにauの端末で確認してみたところ、3Gは届くもののLTEは圏外。これはちょっと残念な結果だった。
引越し先で普通に光ファイバーを契約すると、月額は5,000円くらい。WiMAXで4,000円だから大差ないとも言えそうだが、これを機にネット接続環境を見直しても良いだろう。
光ファイバー以外の選択肢としては
あらためて普段の我が家のネット使用状態を考えてみると、日中は妻がタブレットでFacebookを見たり、ネットチラシを閲覧する程度。夜は、私がPCで調べ物やメール受信をする程度である。動画などの大容量コンテンツはほとんど見ない。妻が働きに出るようになれば、使用量はもっと減るだろう。娘が帰省した時は別だが。
そうなると、ここは思い切って格安のMVNOのSIMを契約してもいいかもしれない。たとえば、NTTぷららの定額プランなら、通信量制限は100MB/日(3GB/月)だが、制限を超過しても450Kbpsは出る。これくらいのスピードなら、Facebookを眺める程度であれば苦にならない。これで、月額は2,036円である。WiMAXの半額だ。
これを広めの戸建てで使う場合、モバイルルータのWiFi出力では届かない所が出てくるので、クレードルを準備して、そこから現在使用しているWiFiルータにイーサネットケーブルで接続すれば良いだろう。というわけで、現在LTEモバイルルータの中でも人気の高い、ATerm MR03LN+クレードルの入手方法を検討中。
・・・
今朝の息子、起きているような寝ているような。
昨晩はまだ熱が少しあったが、さすがに3日入っていなかったので、短時間だけお風呂に入れて洗った。体重は11.1kgと、やはり少し減っている。今朝の体温は36.8℃。まだ少し咳が出ている。
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そういう時の為に、現在WiMAXを1つ契約している。そこそこのスピードが出るし、通信量の上限もなくて月額4,000円程度なので使いやすい。12月頃には、現在購入手続中の物件へ引越しするのだが、とりあえずネット接続はそのWiMAXでまかなおうと思っていた。
土曜日のリフォーム確認時に、念のため現地でWiMAXルータを起動してみたところ、まさかの圏外。ためしにauの端末で確認してみたところ、3Gは届くもののLTEは圏外。これはちょっと残念な結果だった。
引越し先で普通に光ファイバーを契約すると、月額は5,000円くらい。WiMAXで4,000円だから大差ないとも言えそうだが、これを機にネット接続環境を見直しても良いだろう。
光ファイバー以外の選択肢としては
- ADSL
- CATV
- LTE(au以外・・・docomo?)
あらためて普段の我が家のネット使用状態を考えてみると、日中は妻がタブレットでFacebookを見たり、ネットチラシを閲覧する程度。夜は、私がPCで調べ物やメール受信をする程度である。動画などの大容量コンテンツはほとんど見ない。妻が働きに出るようになれば、使用量はもっと減るだろう。娘が帰省した時は別だが。
そうなると、ここは思い切って格安のMVNOのSIMを契約してもいいかもしれない。たとえば、NTTぷららの定額プランなら、通信量制限は100MB/日(3GB/月)だが、制限を超過しても450Kbpsは出る。これくらいのスピードなら、Facebookを眺める程度であれば苦にならない。これで、月額は2,036円である。WiMAXの半額だ。
これを広めの戸建てで使う場合、モバイルルータのWiFi出力では届かない所が出てくるので、クレードルを準備して、そこから現在使用しているWiFiルータにイーサネットケーブルで接続すれば良いだろう。というわけで、現在LTEモバイルルータの中でも人気の高い、ATerm MR03LN+クレードルの入手方法を検討中。
・・・
今朝の息子、起きているような寝ているような。
昨晩はまだ熱が少しあったが、さすがに3日入っていなかったので、短時間だけお風呂に入れて洗った。体重は11.1kgと、やはり少し減っている。今朝の体温は36.8℃。まだ少し咳が出ている。
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2014年10月5日日曜日
生後521日目 リフォーム内容確認
息子の症状がやや改善していたので、予定どおり、中古物件のリフォームの内容を現地で確認した。明細にもとづいて細部を詰めていく。妻は新設する巨大なクローゼットの中の造作について、かなり熱心に業者さんと話していた。私は光熱費の中でも特にガス代が気になるので、そのあたりを相談してみた。
私達が購入する物件は、元々都市ガスを使用していた。ただし、お風呂は灯油ボイラーという変則的な構成。これをプロパンガスにした場合、ガスコンロや給湯器の設置と灯油ボイラーの撤去はプロパンガス会社が行うという話だった。その分、ガス料金に転嫁されるのだろう。ある程度は当然だと思うが、それ以上にガス料金に転嫁されることは避けたい。都市ガスを契約して、コンロや給湯器を自分で調達するという方法もある。
そうした話をリフォーム業者さんと不動産会社の担当者に話したところ、リフォーム業者さんから、そのあたりはプロパンガス会社と交渉できた経験があると聞くことができた。
ひと通りの確認が終わり、今度はユニットバスの詳細を決めるためにショールームへ。概ね標準構成なのだが、妻は洗い場水栓を掃除の簡単そうなデザインのものを希望。洗い場床の掃除担当の私は、汚れが付きにくく暖かいという床材を追加してしまった。それでも、かなり自制したほうだ。
帰宅してからは、壁紙とクッションフロアを選んでいた。壁紙を貼り直すリフォームの場合、どうしてもデコボコが出てしまうらしく、細かい模様よりも荒い模様の壁紙を選んだほうがいいらしい。また、できるだけ室内を明るくしたいので、基本的に色は白。そうなると数種類に限られる。クッションフロアは制約がほとんど無いので逆に選びにくかったが、これもなるべく明るいものを選んだ。
見積書時点のリフォームの金額は予算の95%くらいで収まっていたが、細々した希望や浴室のオプションを足すとギリギリになってくる。色々考えた結果、一部傷んでいたフローリングのリペアを、単純な保護塗装に変更することにした。おそらくこれで、予算内に収まるはずだ
・・・
息子はリフォーム内容の確認中に左の眉毛の下を蚊に刺されたようで、こんな顔になっている。
まだ少し熱はあるものの、だいぶ元気になってきた。
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私達が購入する物件は、元々都市ガスを使用していた。ただし、お風呂は灯油ボイラーという変則的な構成。これをプロパンガスにした場合、ガスコンロや給湯器の設置と灯油ボイラーの撤去はプロパンガス会社が行うという話だった。その分、ガス料金に転嫁されるのだろう。ある程度は当然だと思うが、それ以上にガス料金に転嫁されることは避けたい。都市ガスを契約して、コンロや給湯器を自分で調達するという方法もある。
そうした話をリフォーム業者さんと不動産会社の担当者に話したところ、リフォーム業者さんから、そのあたりはプロパンガス会社と交渉できた経験があると聞くことができた。
- 都市ガスとプロパンガスでは熱量が違うが、それを換算した料金に近くできる
- エコジョーズ(高効率給湯器)にもさせたことがある
ひと通りの確認が終わり、今度はユニットバスの詳細を決めるためにショールームへ。概ね標準構成なのだが、妻は洗い場水栓を掃除の簡単そうなデザインのものを希望。洗い場床の掃除担当の私は、汚れが付きにくく暖かいという床材を追加してしまった。それでも、かなり自制したほうだ。
帰宅してからは、壁紙とクッションフロアを選んでいた。壁紙を貼り直すリフォームの場合、どうしてもデコボコが出てしまうらしく、細かい模様よりも荒い模様の壁紙を選んだほうがいいらしい。また、できるだけ室内を明るくしたいので、基本的に色は白。そうなると数種類に限られる。クッションフロアは制約がほとんど無いので逆に選びにくかったが、これもなるべく明るいものを選んだ。
見積書時点のリフォームの金額は予算の95%くらいで収まっていたが、細々した希望や浴室のオプションを足すとギリギリになってくる。色々考えた結果、一部傷んでいたフローリングのリペアを、単純な保護塗装に変更することにした。おそらくこれで、予算内に収まるはずだ
・・・
息子はリフォーム内容の確認中に左の眉毛の下を蚊に刺されたようで、こんな顔になっている。
まだ少し熱はあるものの、だいぶ元気になってきた。
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2014年10月4日土曜日
生後520日目 赤ちゃんポストに乳児死体遺棄
ニュースのヘッドラインに、目を疑った。
息子は、私達が心から望んで、何年も不妊治療を重ねてやっと授かった子だ。その前には稽留流産で胎児を亡くしてもいる。私達にとって「赤ちゃん」は、限界まで努力した上に幾つもの幸運が重なって、やっと出会える、そんな存在だった。
だから、赤ちゃんの死体遺棄など、どうやってもその心情が想像できない。この男の子は生まれた時には生きていたのだろうか。産声を上げたのか。そして母親に殺されたのだろうか。
望まない妊娠、というのはある。典型的なのは、未婚の若い女性が付き合っていた相手の男性の子供を妊娠したが、周囲に相談できる人もなく相手の男性とも別れてしまった、というようなパターンだ。産んでも育てられない・・・と思うのだろう、一人で産んだ我が子を遺棄した、というニュースも頻繁に聞く。
生まれてすぐの我が子を殺したとしたら、それを忘れて生きていける母親は存在するのだろうか。法の裁きとは別に、多くは自責の念にかられ、心を病んでしまうのではないだろうか。そんな後悔だけの人生を送るより、勇気を出して周囲に相談してほしい。相手の男性がダメなら、親、きょうだい、親戚、友人、市役所、保健師、児童相談所、病院、NPO団体・・・。その他、探せば相談に乗ってくれるところは沢山ある。
相談するのは格好悪いかもしれない。相談相手が親なら酷く叱られる可能性も低くない。しかし、それと「一生後悔し続けること」と比べたらどちらを選ぶべきかは自明なのではないか。
赤ちゃんを育てられないなら、特別養子縁組や児童養護施設、そして里親制度もある。どうか赤ちゃんの未来を閉ざすようなことだけは、思いとどまってほしい。
・・・
まだ38℃台前半の熱があるけれど、前日よりは元気になって嘔吐もしなくなった。お風呂はパスしているので体重は計っていない。けれど、ちょっと軽くなった気がする。
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<赤ちゃんポスト>生後間もない男児の遺体…熊本県警が捜査
3日午後8時半ごろ、熊本市西区島崎6の慈恵病院で、親が育てられない子供を受け入れるために設置されている「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりか ご)」に生後間もない男児の遺体が入れられているのを女性看護師が見つけ、県警熊本南署に通報した。赤ちゃんポストで子供の遺体が見つかったのは初めて。 熊本南署は、死体遺棄事件とみて捜査を始めた。出生時の身長・体重が、息子とほとんど同じだ。足掛け3日間の難産の末、妻が私に抱かせてくれた、あの重みと同じ。息子には口唇口蓋裂があったが、生きて生まれてきてくれたことが嬉しくて、妻と顔を見合わせて涙したことを覚えている。あの日、「絶対治してやるからな」と誓った。
熊本南署によると、身長53センチ、体重約3200グラム。ベッドに裸であおむけに寝かせてあり、メモなどは置かれていなかった。目立った外傷はなかった。
息子は、私達が心から望んで、何年も不妊治療を重ねてやっと授かった子だ。その前には稽留流産で胎児を亡くしてもいる。私達にとって「赤ちゃん」は、限界まで努力した上に幾つもの幸運が重なって、やっと出会える、そんな存在だった。
だから、赤ちゃんの死体遺棄など、どうやってもその心情が想像できない。この男の子は生まれた時には生きていたのだろうか。産声を上げたのか。そして母親に殺されたのだろうか。
望まない妊娠、というのはある。典型的なのは、未婚の若い女性が付き合っていた相手の男性の子供を妊娠したが、周囲に相談できる人もなく相手の男性とも別れてしまった、というようなパターンだ。産んでも育てられない・・・と思うのだろう、一人で産んだ我が子を遺棄した、というニュースも頻繁に聞く。
生まれてすぐの我が子を殺したとしたら、それを忘れて生きていける母親は存在するのだろうか。法の裁きとは別に、多くは自責の念にかられ、心を病んでしまうのではないだろうか。そんな後悔だけの人生を送るより、勇気を出して周囲に相談してほしい。相手の男性がダメなら、親、きょうだい、親戚、友人、市役所、保健師、児童相談所、病院、NPO団体・・・。その他、探せば相談に乗ってくれるところは沢山ある。
相談するのは格好悪いかもしれない。相談相手が親なら酷く叱られる可能性も低くない。しかし、それと「一生後悔し続けること」と比べたらどちらを選ぶべきかは自明なのではないか。
赤ちゃんを育てられないなら、特別養子縁組や児童養護施設、そして里親制度もある。どうか赤ちゃんの未来を閉ざすようなことだけは、思いとどまってほしい。
・・・
まだ38℃台前半の熱があるけれど、前日よりは元気になって嘔吐もしなくなった。お風呂はパスしているので体重は計っていない。けれど、ちょっと軽くなった気がする。
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