2014年11月13日木曜日

生後561日目 口蓋裂手術後2日目(2)

自宅のテレビはハードディスク内蔵型で、録画した番組をSDカードにワンセグ形式で書き出すことができる。
今朝、息子が好きな番組を持ち出し、10インチのタブレット(私が普段通勤時の学習に使用しているもの)のワンセグ機能で再生しようと考えた。
「ピタゴラスイッチ」など、10番組くらい、トータル600MBを出力している間にシャワーを浴びて身仕度。タブレットのクレードルも持っていけば楽だろう。

病院に着くと、すでに起きてプレイルームで「シャキーン」を見ていた。プレイルームのテレビにお金はかからないが、床が硬くて冷たいので、自分のベッドで視聴できたほうが良いだろう。

さっそく息子に見せると、やや斜めだったご機嫌が直って落ち着いてくれた。妻にも大好評。


生後561日目 口蓋裂手術後2日目

口唇裂手術の時はミルクを飲むまで3日かかり、今回はそれ以上を想像していた。だがフタを開けてみると、術後1日となる昨日の夕方には野菜スープは完食(葛湯は味が嫌いらしく1口目から拒否)できたし、プレイルームに連れて行くと点滴を持つ私が追いつけないくらいのスピードで歩き回ることができるようになった。

嚥下も楽になったようで、睡眠中に唾を飲み込もうとして痛くて起きる、ということがなくなった。昨日の夕食後に私は帰宅したのだが、その時は時間が来ても座薬は使っていなかった。

こんな感じで元気になると、遊ぶものが少ないベッドの上では鬱憤が溜まるのだろう。プレイルームなりロビーなりに連れて行かないと不機嫌だ。

手術直後、妻のママ友のWさんからメールが入っていた。Wさんのお子さんは今日入院の予定だったが、アデノウイルスに感染して手術延期となった。Wさんのメールには、「一緒に戦うつもりだったのにごめん・・・」とあり、そして術後の様子を尋ねる文面が続いていた。


口唇裂の術後もそうだが、口蓋裂の術後の経過も個人差がとても大きいようだ。このブログにコメントを頂く中にも術後何日も寝たきりだったというお声がある(個別のコメントにまだ返信できていません・・・)。一方で、息子のように翌日にプレイルームで暴れるくらい遊ぶ子もいる。

しかしいずれにしても、術後は日にちが薬。お母さんはじめ家族はしんどいけれども、そのしんどい時間の1分、1時間で確実に回復に向かっている。

妻の感想は・・・
「落ち着くまでは一人じゃ無理。トイレも行けないよね。いてくれて助かりました」
私が有給を取得した意味があった。。。まあ、ちょっと会社に行ったりしたが・・・

昨日は食事が摂れているため点滴の量が40ml/hから20ml/hに減った。抗生剤の必要があるからまだ点滴はとれないだろうが、昨日よりさらに元気になっているはずだ。

・・・

入院・手術中に沢山の温かいコメントを頂き、感謝にたえません。 個別にお答えするのに少々時間がかかります。申し訳ありません。



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2014年11月12日水曜日

生後560日目 口蓋裂手術後1日目(3)

私の仕事上で発生した緊急対応のリリースが本日12時だったので、その30分前に会社に着いた。睡眠不足でディスプレイを注視すると霞んで見えるし、何だか眩しい。
こういう時は複雑な作業はやめておいた方がいい。幸い、リリース作業としては最も単純な部類だ。

リリースの確認が終わり、その他のメールを確認し、チームメンバーの状況を聞いて適宜指示…すると、13時30分になっていた。

息子の病室に戻れたのは14:30。妻によれば、お昼のスープは完食できたという。14時頃に執刀した教授の回診があり、順調なので点滴は半分に減らされた。
術後の変化で気付くことは、やはり声が変わったというのと、寝たときにイビキがかなり大きいということだ。

息子の様子はだいぶ落ち着いてきて、今晩は昨日のようなことはなさそうだ。なので私は洗濯物を持って帰ろうかと思う。



生後560日目 口蓋裂手術後1日目(2)

明け方まで、睡眠が長くても30分、短いと5分ほどで起きて泣くのを繰り返した。それから妻が御手洗いに行くタイミングでベッドで横にならせてもらった。
気がつくと1時間ほど経過していて、息子は妻に抱っこされていた。
私達の朝食は適当。息子の朝食はまだ流動食。最初はあまり食べなかった(飲まなかった)が、時間をおくとお椀の三分の一くらいは食べてくれた。
基本的に機嫌は悪いが、プレイルームに連れて行くと気が紛れるようだ。