2013年10月4日金曜日

生後155日目(2) 矯正歯科での受診結果


帰宅してから矯正歯科受診の結果を妻から聞いた。
  • 経過は順調。口腔内の問題はなし。
  • 次回の受診は約6週間先。
  • 次回受診時に新しいホッツ床の型取りをするかもしれない(術後2箇月は型取りしない)。
  • 離乳食はOK。鼻から出ると思われるが・・・

今日は初めて妻が一人で息子を連れていったので、助手さんにも先生にも「ご主人は?」と聞かれたそうだ。私も仕事が休めるものなら行っていたのだが。6週間後には私もついていけるようにしておきたい。

さて、明日は家族で写真撮影だ。



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生後155日目 矯正歯科受診10回目

昨日のブログ記事を書いた後、お昼になってから5箇月バースデーだったことに気がついた。

WEB検索で生後5箇月について調べてみると、やはり「離乳食の開始」が最も大きいことのようだ。我が家にもミルク缶のおまけなどで離乳食の箱が幾つかあり、その中に「5箇月から」というものもある。口唇裂術後3週間であり、もう1週間くらい待ったほうがいいのかもしれない。

ちょうど今日は矯正歯科の受診日。いつもの私なら午後半休を取って付き合うのだが、業務が忙しくて午後半休が取れない。今回は妻に任せることにした。もしかしたら妻が離乳食について聞いてくるかもしれない。

矯正歯科の受診はこれで10回目になった。平均すると2週間に1回くらいの頻度だ。私達は自宅から車で40分程度で行けるところだから恵まれているが、遠方だったら交通費と時間の負担が非常に大きいと思う。

コメントを頂く方の中には、九州で受診に片道4時間とか、奄美大島から昭和大学病院へ(!!!)という方もある。Twitterでフォローさせていただいている方の中にも、交通費が随分かかる所に上顎の矯正のために毎週受診されている方がいる。

口唇口蓋裂の治療には高頻度での受診が必要で、各県に2箇所ずつくらい治療拠点があれば負担が随分軽くなると思う。このような要請に応え、長野県では長野県立こども病院に口唇口蓋裂センターが新設された。今後も同様な施設の充実が期待される。



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2013年10月3日木曜日

生後154日目 写真撮影予約

ホッツ床を装着しての細口哺食器でのミルクにも慣れてきた。お腹がいっぱいになってくるとニヤニヤ笑って飲まなくなる。

昨日、妻が行きつけの写真スタジオに予約をとってくれた。次の土曜日の午後2時だ。子供の衣装はスタジオで選べば良いらしい。私はスーツでいいし、娘は高校の制服だろう。問題は妻の服装だろう。今日と明日のうちに決まるだろうか・・・(^^;

撮影には私の両親も呼ぶことにした。父親に電話すると、「ちょうど遺影用に写真を撮りたかった」などと独特の言い方で了承したので、私の両親と合わせて6人の写真になるだろう。

口唇裂の術後20日。体重は8.0kg。



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2013年10月2日水曜日

生後153日目 妻、ホッツ床(改)の装着を修得する



成長もあるし、撮影する時の角度によって、毎日顔が違うのが面白い最近の息子。口唇裂の術後19日。

昨日の晩まで、ボタンと鼻ステントとを除去したホッツ床(以下、ホッツ床(改)」を入れるのは私の役目で、妻は怖がってできていなかった。それでは私が仕事の日中は、吐き出したら入れられない。せっかくホッツ床(改)でのミルクに慣れてきているので、妻にもホッツ床(改)を入れられるように練習してもらった。

ウチの息子のホッツ床(改)は小さめで、口の中で回ってしまうことがある。入れるときに指が滑ると回りやすいので、ホッツ床(改)の下側、舌が当たる側の水分を拭き取り、人差し指に引っ付けて口の中にやや斜めにして入れる(そのままだと口唇裂手術後の口の幅は狭いので入りにくい)。入れたら、人差し指を曲げてホッツ床(改)を回転させて正しい角度にする。

これを妻にやらせてみて、多少の時間はかかったが何とか装着することができた。これで日中に吐き出しても再装着できるはずだ。





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2013年10月1日火曜日

生後152日目 傷痕の保護材が「シカケア」に


昨日の形成外科受診で、妻がDr.に肌荒れについて伝えたところ、デュオアクティブもスキントーンもやめて、「シカケア」というシリコンジェルシートに変えるように指示を受けた。
特長
シカケアは皮膚の保護を目的とした軟らかく粘着性のあるシリコンジェルシートです。
片面のみ粘着性があります。この粘着性はシリコンの性質によるもので、洗って再使用できるので経済的です。
 ということで、12cm×6cmで4,500円という高価なシートを院内の売店で購入することになったそうだ。


私が帰宅した時にはまだ付けていなかったので、とりあえず12mm×20mmにカット。これを貼ってみる。

うん、でか過ぎた。

このシートは洗うことで複数回使用することができるので、次に洗うときに5mmカットしてみよう。



そしてこれが昨日のお顔。口唇裂手術から17日。





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2013年9月30日月曜日

生後151日目 形成外科受診5回目



夜間にレストン(傷痕を保護するスポンジ)を押さえているテープが剥がれ、ホッツ床も吐出されていた。まずテープを貼り直し、ホッツ床を入れるのだが、上唇に負担をかけないように口をすぼめさせてホッツ床を入れる。

昨日ホッツ床を吐き出した回数は4回くらい。気がつくとポロッと落ちているので、誤って踏まないように注意が必要だ。

そして今日は術後初めて、通算で5回目の形成外科の受診だ。経過の診察と今後の指導がどのようになるだろうか。私は仕事がのため同行できないので、妻にしっかり聞いてきてもらおう。




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2013年9月29日日曜日

生後150日目 ホッツ床再装着

風邪がほぼ治ったので、昨晩のミルクの直前にホッツ床を再装着。風邪を引いていた頃に一度試して全力拒否されたので、嫌がって泣き叫ぶだろうと覚悟していたのだが、特に嫌がることもなく装着させてくれた。それからミルクを飲んで、しばらくして風呂に入り、寝入り前にも少しミルクを飲んで寝たのだが、今朝起きるまで吐き出すこともなく機嫌よく過ごしてくれた。

この調子で過ごしてくれれば、当面の課題はないことになる。

ボタンも鼻ステントがなくなったホッツ床は、装着しているかどうか口を開けてみなければ分からない。外出した時などに、いつの間にか落としてなくしてしまう事が多いらしいので気をつけたい。






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2013年9月28日土曜日

生後149日目 肌荒れの末、出血


口唇裂手術の傷痕を保護するレストンを押さえるスキントーン。退院時のテーピング指導では頬に直接貼っていたが、おそらく肌荒れするだろうと思って、小さく切ったデュオアクティブを貼って、その上にスキントーンを貼っていた。

ところが、昨日貼ったスキントーンの端が少しデュオアクティブからはみ出していたようで、今朝交換のために剥がしたら、わりと出血。慌てて大きめのデュオアクティブを出血の上から貼り付けた。元々デュオアクティブは「創傷被覆材」だから、傷の上を覆うように貼り付けるのが本当の使い方だ。

いやはや、口唇口蓋裂の育児は、肌荒れとの闘いでもある。

今日は私の情報処理関連の資格の試験(2時間半)があり、そろそろ出かけなくてはならない。息子が生まれてからは2つ目の受験。さすがに誕生前のような年に5個といったペースでは勉強できない(^^;;; それでもちょっとずつ頑張らなくては。



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2013年9月26日木曜日

生後147日目 子供を手術に送り出す時


口唇裂手術から12日経過した昨晩のお顔。

お風呂にはいる時はレストンと鼻孔レティナは外している。何となく、そのほうが本人が気持ち良いのではないかと思っている。

風邪は鼻水だけが出て、たま~に咳が出ている状態で、熱や他の症状はない。レティナをしていて鼻水が出ていると詰まりかけて寝苦しそうなので、最近はお風呂のあと、レストンだけで寝させている。私が朝出かける前に鼻孔レティナを入れる。苦しそうだからと、1日レティナを入れてないと、鼻がぺちゃんこになってしまう。

・・・

昨晩も妻と、息子を手術室で見送った時の話になった。妻は思い出すと今でも「えぐえぐ」になるそうだ。そういえば、息子の手術と同じ日の夕方、口唇口蓋裂の5歳の男の子が外鼻の修正手術を受けた時の話がある。

5歳だからお母さんと一緒に病室から手術室まで歩いていくのだが、前室まで来て、そこから一人で手術室のドアの手前まで歩いて行った男の子は、怖くなったのかピタっと止まってしまった。
(私が泣いたり不安な顔をしていると、子供が不安になるから)
お母さんは必死で作った笑顔で、立ち止まって黙ったままの子供の背中に
「大丈夫だから。行きなさい」
と声をかけた。男の子は両手を握りしめて、振り向かずに手術室に入っていった。

子供を見送り、病室へ戻る廊下をお母さんは泣きながら歩いていた。

・・・

命に関わるものでなくとも、我が子を手術に送り出す時は形容しがたい辛さがある。口唇口蓋裂の治療は何度も手術を繰り返さなくてはならない。子供の将来の為ではあるが、少々憂鬱になるのも確かだ。




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2013年9月24日火曜日

生後145日目 口唇裂手術後のホッツ床と哺乳

昨日は幼稚園から高校まで一緒だった幼馴染みに、使わなくなったチャイルドシートを譲ってもらった。以前も小さなものを譲ってもらったが、息子の身長が伸びて頭と足がはみ出す寸前になっていた。

幼馴染みの中でも特に几帳面な性格の友人なので、多少の使用感はあるものの綺麗な状態で保管されていた。御礼には果汁100%のリンゴジュース缶を1箱。平日には装着している時間が取りづらいので、 帰宅してすぐに肩ベルトの位置調整と座席への固定を実施した。

・・・

風邪が治りかけの息子は、元気が良い時は全く普通なのだが、ちょっと咳が出て喉が痛くなったりすると(なっているだろうと私達は想像している)、ミルクを飲むのを拒否してしまう。形成外科からは、術後1箇月は細口で・・・と言われているが、細口は特に拒否する事が多い。もちろん機嫌よく飲んでくれる時もあるのだが。

それで、ものは試しと、風邪が治るまでやめておこうと思っていたホッツ床の装着をして、ピジョンのP型の細い乳首でやってみることにした。妻は乗り気ではなかったが、何事もやってみなければわからない。ちなみに、執刀医からは退院後はホッツ床+ピジョンP型でも構わないと言われていた。

結果はNG。最初5~6口飲んだものの、その後はまた全力拒否である。しかもホッツ床がほとんど固定されず口の中で斜めになってしまい、早々に断念して取り出した。

どうやら、まずは風邪の症状が治るのを待つしかないようだ。

どれ、見せてみるにゃ




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2013年9月23日月曜日

生後144日目 ベビーカーで公園1周


日が落ちた夕方、息子をベビーカーに乗せ、買い物がてら妻と近くの公園を1周してみた。

最近の妻は運動と名がつくことを全くやっていない。ちょうど1年前から激しい悪阻で入院していたし、退院しても家の中で動くのがやっと。妊婦健診のときなどは私が車椅子を押して受診していたくらいだ。息子が生まれてからは通常の育児に加えて口唇口蓋裂の治療の為の受診やら何やらで忙しかったし、つい最近までの猛暑(酷暑?)は散歩する気を無くさせるには十分だった。

息子の顔を見られるのが気になって外出しない・・・ということは無かった。ショッピングセンターなんかには数え切れないくらい連れていった。生まれてすぐの頃には僅かに人目が気になることもあったし、あからさまに興味本位で覗きこんでくる人もいなくはなかったが。

そんな感じで、生後4ヶ月を過ぎてはじめて徒歩5分の公園にデビューである。予想どおり、妻の体力は1周分しかもたない。とことん、歩くのが苦手だ(^^;;;

母ちゃんジェスチャーがベタだよ
公園でベビーカーを押していて気がつくのは、ほんの僅かな段差でも乗り越えるのに苦労する所があるということだ。

私達が買ったベビーカーは車での高頻度の病院受診での使用を想定して
  • 車のトランクに楽に入るように小さく、簡単に折りたためる。
  • 病院の床は滑らかだから、乗り心地を重視した重いものではなく、徹底的に軽いもの。
  • 顔の状態を常に確認できるよう、対面で押せるもの。

という基準で選んでいる。結果、受診や入院時の病院内移動では大変重宝している。

しかし、少し段差があったり路面が荒れている今回の公園のような状況だと、タイヤが段差に引っかかったり、振動がかなり伝わったりと、ちょっと向いていないなぁと感じる。

段差についてはタイヤが大きければ乗り越えられるし、振動は本体に重量があったりサスペンションが付いていれば吸収される。下のようなベビーカーは、父ちゃんの心をくすぐるんだな。



16インチのエアタイヤなら乗り越えられない段差はないだろう。腰が座った頃から使えるらしい。重量は8.4kg。アパート暮らしで置き場所はないし、トランクに入れるのも大変そう。実用主義の妻の許可がおりるはずもなく、妄想の域を出ないけれど(^^;;;



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