2014年5月26日月曜日

生後389日目 姪の進路・義肢装具士か言語聴覚士か

昨日の午後、動物園デビューからの帰りに実家に立ち寄った。先週は京都の娘の所に1泊していたので、半月ぶりの実家である。まあ、年寄り二人(私の両親)と猫一匹の暮らしなので、特別何か変わったことがあるわけでもない。

「立っち」が安定し、ハイハイが高速化した息子の相手を、私の父が自らも四つん這いになってしていたのは面白かった。

そこに、実家の隣に住んでいる姉夫婦の長女がやってきた。三人姉妹の一番上で、この前成人式をしたばかりで、娘と歳が近い。

その姪は、高校生の頃から1年ほど前まで精神的に安定せず、通信制の大学に通っていたものの、心理的な波が大きくなって退学をせざるをえなくなった。現在はコンビニでアルバイトをしている。

昨日、彼女が自分から言い出したのは、神戸にある医療専門学校で義肢装具士の勉強をしたい、というものだった。神戸医療福祉専門学校の義肢装具士科のことだろう。3年または4年で卒業できる。
義肢装具士は、事故や病気等で手足を失った方の義肢製作や、身体に障がいを持つ方の機能回復をする装具製作を行います。 (学校のサイトより)
これは、姪の妹(三姉妹の真ん中)が脊髄空洞症を患っており、体調が悪い時は歩行が困難になっている現状に影響されたものではないかと思う。義肢装具士は厚生労働大臣から免許を得る国家資格であり、立派な仕事だ。

その専門学校には、他にも福祉関連の科があり、確か言語聴覚士の科があったはずだとその時思い出した。私は姪に話しかけた。
参考までに、その学校には言語聴覚士のコースもあったはずだよ。(息子を指して)こういう子とか、その他、言語や聴覚、嚥下などに障害・問題のある人達をサポートする仕事。勉強する範囲がものすごく広くて大変だけど、この子もいつも大学病院でお世話になってるんだ。
姪は少なからず興味をもったようだった。私達、口唇口蓋裂の子を持つ親は、言語聴覚士の先生とも長いお付き合いになる。もちろん口唇口蓋裂の子の指導・訓練は言語聴覚士の方のお仕事の一端に過ぎないだろうが、その様子を普通の人よりは知っている。

姪はまだ20歳そこそこ。多くの選択肢を選べる年齢だ。 そのくらいの年代に、様々な職業の具体的な情報を知ることは有益なことのはずだ。義肢装具士、言語聴覚士のいずれにしても、「手に職」がつけられる国家資格だから、しっかり選んで自分の道を進んでほしい。




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2 件のコメント:

  1. こんばんは(^^)/
    今日、うちの息子が一歳になりました。(*⌒▽⌒*)
    早いものです。。
    一年前、産まれてきて、うれしかったのと、口が開いてるのにビックリした!のを覚えています。

    いろいろありました。手術もあったし、いろいろ考えた一年でした。

    ブログにも、参考になり、励みになりました。同じ立場なら、分かり合えることいっぱいです(^^)/

    明日は、形成外科にいきます。久しぶりです(*⌒▽⌒*)

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    1. おはようございます。そして、一歳のお誕生日おめでとうございます。
      お子さんの様子はいかがですか?
      もうだいぶ保育園にも慣れたでしょうね。

      口唇口蓋裂の子の一歳の誕生日は、特別感慨深いものがありますよね(^^)
      パ~っとお祝いしてあげてください。

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