人工内耳とは、頭部またはその周辺に装着したマイクの電気信号を蝸牛の神経に直接伝える装置で、埋込手術が必要だ。レポートでは、生後すぐに重度難聴と診断されて人工内耳の埋め込み手術を受けたお子さんがリハビリを受ける様子を映し出していた。
私が受けた印象は、大きめの補聴器に加えて、かなり大きめのマイクがかなり目立つということ。装着しているお子さんが小さいのでそのように見えるのかもしれないが、レポート内でもある程度外見を気にするような年齢になると、人工内耳を嫌がって外し、手話でコミュニケーションを取るという選択をする人もいると報告されていた。
人工内耳で聞こえる音を再現した音声を聞いたが、 質の悪いトランシーバーから聞こえるような音だった。静かな環境であれば聞き取れるだろうが、周囲が騒がしい環境ではかなり難しそうだ。したがって、リハビリでは人工内耳での聞き取り、その音を聞いた上での発声、手話の練習を並行して行うことになるそうだ。
妻のママ友にも、口唇口蓋裂と片耳難聴のお子さんをもつ方がおられる。
ラベル:難聴
そういうこともあって、妻としても気になっているのだろう。
人工内耳のリハビリ施設の一覧を調べると、人口が多めの県で1~2施設、人口の少ない県にはない、という感じだった。
人工内耳の地域別病院情報
口唇口蓋裂の構音障害のリハビリも時間が掛かると思われるが、人工内耳のリハビリも長期間に渡ると思われる。その期間は頻繁に通う必要があるので、遠隔地の場合はかなりの負担になると思われる。
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昨日の息子は、海岸沿いの親戚の家に遊びに行った。高齢の伯母(妻から見て)がおり、ウェルニッケ脳症を患い、元々マシンガントークする伯母さんだったのが普通の喋りになったらしいが、息子と遊ぶのはちょうどいい刺激になったようだ。
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