2014年12月19日金曜日

生後597日目 引越し日

いよいよ有給休暇を取得しての引越し日。朝の4時前から目が覚めてしまい、小一時間寝床でゴソゴソしていた。朝5時になって起きよう!と決めたら、ほぼ同時に妻が寝室の常夜灯を点けた。それから二人で最終的な荷物まとめを2時間ほどやったところだ。
ベビーサークルはパネル6枚までなら付属しているプラスチック製の棒を貫通させることで一つにまとめることができる。オプションパネル2枚は段ボール箱に入れてみた。乗り越え事件があってからは、本来の目的には使用できていないので、リサイクルショップにでも持っていったほうが良かったのかもしれないが、口蓋裂手術から引越しまで時間の余裕がなかったので・・・

引越業者さんは13~15時にやってくる予定・・・なのだが、実は新居の方でも若干のリフォーム作業の残りと最終確認があって、こちらは10時からの予定。さらに、私と妻の実家の双方からエアコンを移設することになっており、本当に今日一日で引越し完了するのか不安である。ついでに、昨晩私の車のバッテリーがあがるというアクシデント(フランス車によくあるバッテリー突然死現象・・・)もあり、不安が増幅している。ま・・・現在の賃貸の退去確認までにはあと数日あるので何かあっても何とかなるとは思うが。。。

息子が起きてきた。と言っても半分寝てるが・・・。さあ、頑張って引越だ。



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2014年12月18日木曜日

生後596日目 鼻に突っ込む・・・

今日は現在の賃貸住宅から出勤する最後の日だ。明日は有給休暇を取得して引越作業。週明けからは新居(中古住宅だけど)から会社に通うことになる。娘の高校進学に合わせて今の場所に移り、4年近く住んだ所なので少し寂しい気分だ。

今の賃貸は息子がかかる病院にはちょっと遠いのを除けば、JRの駅まで徒歩4分という良い環境だった。おかげで娘も楽々と通学することができた。その娘も今は京都で独り暮らしをしており、駅に近いという利点は、私の日々の運動量(歩数)が伸びないというデメリット(?)になっていた。贅沢な話だが。

新居は少々駅からは遠い(徒歩25分くらい)が、通勤で歩数を稼ぐにはちょうどいい。天候が悪かったり体調がイマイチな場合はバスを使えばいいし、バスの定期代も会社から支給されるのを確認している。何と言っても息子の病院まで車で10分ちょい、矯正歯科も20分くらい、ついでに娘が通っていた高校へは徒歩10分程度というのが良い。そこは普通科高校としては県内3~5番目くらいのレベルなので、息子が同じ高校へ行けるかどうかはちょっと分からないが(^^;

・・・

息子の結膜炎は少しおさまったようだ。抗炎症薬を使ってるんだから当たり前と言えるかもしれないが・・・。眼の状態の写真を撮ろうとスマートフォンを探して息子に向けると・・・
「!?」

妻も思わず声を上げる。
「きゃぁぁぁ 何やってるの~! 作ったお鼻なんだから 無茶しないで~!」
「作ったお鼻」か。確かに・・・。
 「いや、潰れてる鼻の穴が丸くなって、ある意味良い効果かも・・・」
「そんなわけないでしょ(ピシャリ」

ごもっともである。このあと念のため1滴点眼しておいた。

・・・

昨日の妻の婦人科検診でも、特に異常は見られなかったそうだ。内診とエコーで入念にチェックしてもらっているあいだ、息子は珍しく大人しくしていたらしい。

妻の話では、産婦人科の待合に騒がしい夫婦が1組だけ居たらしい。他の受診者は静かにしていたのだが、その夫婦だけペチャクチャペチャクチャ・・・。話の内容も、「産み分けするには逆立ちして・・・」とか何とか、アホな会話だったらしい(^^;;;

そんな妻に、Twitterで見かけた話をしてみた。
”外来にて、海外出身のご主人さんと一緒に受診した妊婦さん。インフルエンザワクチン接種したら、「がんばったね」と外来で抱きしめられてた。そして、安静が必要な人だったので、「家事は手抜きでごろごろしてね」って指示をだしたら「もともと家事は僕がやってるから大丈夫!」だって。すごい!”
「↑・・・という話がありました。家事はともかくギューはできません」
「え? ただのインフルの予防接種よね? それでたぶん、妊婦検診に毎回付き添ってんでしょ。まあいいけど、ウザいわね~」
身も蓋もない。
「じゃあ、そんなヒマあったら仕事しろってご意見でしょうか?」
「そうね~。悪阻とか酷くなくて元気ならね~。私は酷すぎて一人で行けなかったから付き添ってもらうのはしかたないけど」
「受診も車椅子だったからね。。。最終的に悪阻で入院したし」
2年前に悪阻で入院したのも、今となっては思い出話だ。



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2014年12月17日水曜日

生後595日目 スナック菓子解禁/結膜炎の薬/妻の子宮頸がん検診

昨日書き忘れていたことがあった。一昨日から息子にスナック菓子を解禁していたのだった。


ハート型で持ちやすく口の中ですぐ溶けるため、口蓋裂手術の前もよく食べていた。極端に固いものでもないので食べさせようということになった。で、遅ればせながら自分で掴んで食べてもらおうと、皿に出して息子の目の前に置くと、ぼちぼち、右手で掴みながら食べてくれた。最後の方は握力で握りつぶして遊んでいたが・・・

さて、昨日は結膜炎っぽい症状が出たので、妻は日中に息子を眼科に連れていった。
「それがねぇ、えらい早口で喋る先生なのよ」
帰宅した私に妻が報告する。
「『アレルギー性かな? 細菌性じゃないみたい。とりあえず軽い炎症を抑えるの出しとくから』って、ちゃっちゃちゃっちゃ喋るのよ」
「ほう」
「で、お鼻の下見て、(早口で)『これどしたの、これ』って聞かれたから、『いやあの口唇口蓋裂で・・・』って言ったら、(早口で)『あ~らごめんなさい』って(^^;;」
「女性の先生?」
「あ、そうなのよ。とっても空いててすぐ受診できたわ」
まあ妻から見てあまり腹が立つタイプではなかったようだが・・・。

処方されたのはこの薬。
フルメトロン点眼液。濃度は0.02%、0.05%と0.1%のものがあり、息子のように幼児で症状が軽い場合は最も薄い0.02%が処方されるようだ。懸濁液なので点眼直前によく振り混ぜる必要がある。ステロイドとしては作用が穏やかで、眼内移行しにくく、眼圧上昇などの副作用が少ないそうだ。
昨日の午後の帰宅後は妻、昨晩と今朝は私が点眼した。効果の程は・・・
あんまり変わってないような・・・(^^;; 漫然と点眼を続けるわけにもいかないが、数日は様子見かな。
そして今日。全国的にものすごく強い寒波が来ているが、そんな中、妻の婦人科(子宮がん)検診である。雪が積もったら行かないと言っていたが、幸い私達の地域では降雪はないようだ。

妻はずっと以前に偶然、異形成(前がん病変)が見つかって円錐切除を行った経験がある。今回、出産から1年7箇月が経過し、チェックするならこのくらいのタイミングだろう・・・ということで受診することにした(子宮頸がんの推奨検査間隔は2年)。もちろん何もないことを願う。

・・・

本日は特に北海道で大荒れの天候である。吹雪が予想される地域では、基本的には外出しないのが賢明だろう。どうしても外に出ざるをえない場合も、単独行動はせず、万全の準備と注意を行っていただきたいと思う。



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2014年12月16日火曜日

生後594日目 結膜炎、かな?

昨日午後あたりから背中の肩甲骨の間に鈍痛があり・・・その感覚が15年ほど前にやらかした病気を思い出させた。あれは虫垂炎(盲腸)を我慢しすぎて虫垂穿孔を起こし、腹膜炎に至り、さらに我慢したために腸閉塞になった時のこと。受診したら「敗血症で死ぬまであと10時間」などと医者に言われて緊急手術した・・・あの時の初期症状にちょっと似ていた。私はどうやら痛みに鈍感なタイプらしく、レントゲンを見た医師が「この状態だと普通痛くて指一本動かせないんだけどね~歩いてるよね~」と妙に感心していたのを覚えている。。。

まあ虫垂はその時に切除しているのでもう一度虫垂炎になることはないと思う(^^;。あとは例えば胃とか膵臓がやられているとかかな~と思いつつ、さっさと寝て起きたらちょっと良くなっていたので様子を見ることにする。胃腸系は今度の3月に2年ぶりに内視鏡で見てもらうつもりなので、その時でいいだろう。

そんなわけで妻と面白トークをする余裕もなく今朝を迎えたわけだが、息子にちょっとした異常発見。 左眼を何回もこすっている。
ダメだよ~とやめさせるけれど・・・
眼が赤いぞ。。。

妻は就寝時にすでに気になっていたという。充血しているから結膜炎かな?

結膜炎にも色々種類がある。
  • ウィルス性結膜炎
  • 細菌性結膜炎
  • アレルギー性結膜炎
まあ結膜炎とも限らないし、いずれにしても素人判断できないので素直に眼科受診すべきだろう。
「近いところだとすぐそこの眼科だけど」
車で2~3分のところの新しい眼科で、以前私の飛蚊症が網膜剥離でないことを確認してもらったところだ。
「う~ん、あそこ混んでるからなぁ」
「じゃあ昔ながらの○村眼科。いつも空いてる」
「今、どの先生なのかしらね。私達の高校時代におばあちゃん先生だったでしょ」
「さすがに代替わりしてると思うけど・・・」

結局、娘が高校時代にものもらいか何かで受診したことのある、車で15分くらいの眼科に妻が連れて行くことになった。細菌性なら抗生物質、他の場合も炎症を抑える点眼薬は処方されるんじゃないかな? すぐに治るものでありますように。。。



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2014年12月15日月曜日

生後593日目 選挙の結果/「宿題」

昨晩は21時台に眠ってしまったので選挙の結果は概要しか知らなかった。一夜明けてみると、与党で2/3を超える圧勝。・・・とはいえ自民党は議席を少し減らし、民主・共産は議席を伸ばしていた。前回の結果があまりにも一方的だったから、多少(ほんの少し?)バランスをとった形だろうか。

驚いたのは民主党の海江田氏が選挙区で落選し、比例復活もならずに落選した事だ。小選挙区で落ちる可能性は予想できたが、まさか比例で復活できないとは思わなかった。ちょっと気になって関東ブロックの民主党の名簿を見てみると・・・
当確/当選名簿順位氏名:[新]=新人, [前]=前職, [元]=元職
1長島 昭久[前]
1松原  仁[前]
1菅  直人[前]
 1海江田万里[前]
この順位はいったい・・・(^^;;;。長島氏と松原氏はまあ分かるが、党代表をさしおいて菅直人氏が3位でギリギリ当選・・・したことによって海江田氏が落選している。。。まあ名簿順位は党内で決めることなので外野がどうこう言うことではないが、それにしてもおかしな順位だ。

海江田氏の選挙区の得票数を見てみると、例えば海江田氏と共産党候補の票数を合わせれば自民党候補を軽く上回ることができている。あらゆる選挙区に候補を立てるのが共産党のポリシーだとはいえ、一応お題目が「自公政権に反対」というのならば、野党間でもう少し戦略的に協力すれば、与党で2/3という状況を回避できたのではないか。ある意味、与党の圧勝を最もアシストしているのが共産党、という皮肉。ここまでくると自公と共産の「逆選挙協力」なのではないかとも勘ぐってしまう。

ともかく選挙の結果は出たわけで、与党にはしっかりとした経済政策をお願いしたい。現役労働世代としてはとにもかくにも景気が良くならなければ話にならないのだ。

・・・

さて、昨日は引っ越しの荷物片付け時に出てきた書類の記入をやってみた。ST(言語聴覚士)さんから記入しておくようにと言われていたもので、2種類あり、1つは発達段階の時期を記入する。その項目は・・・
  • 首すわり
  • 腰すわり
  • 指差し
  • ハイハイ
  • 初歩
  • ヨダレがとまった時期
等々、あらためて聞かれると「いつだったかな~」というものが多い。だいたいは親子手帳(母子手帳)に書いてあるので転記すればいいが、記録や記憶がない場合はたいへんだ。私の場合は自分のブログを検索すればだいたい分かるからいいのだが・・・。

で、時期を記入する用紙はまだ書き込むのが簡単な方。もう一つは10数ページにわたるチェックシートで、発語の内容など、異様に細かい内容である。さすがに記入する気力が起こらず、引越し後に記入しようということで妻と一致して片付けた。冬休みの宿題が出た気分である(^^;;;
次回の受診は年明けの1月7日。宿題の提出はその次くらいの受診。



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2014年12月14日日曜日

生後592日目 「エコジョーズ」

先週リフォーム中の転居先を見に行った時に、新たに設置されたガス給湯器を見てちょっとがっかりした。元々の給湯は灯油ボイラーだったのだが、リフォームにあたり不動産会社が提携しているLPガス会社のプロパンガスに変更することになったのだが、取り付けられた給湯器はごく普通の、熱効率80%のものだった。

プロパンガス会社は不動産会社との取り決めで、新規契約の代わりに給湯器とコンロを無償提供し、既存の灯油ボイラーを撤去してくれることになっていた。古いガスコンロは以前のオーナーが撤去していたし、ガスコンロも買うと高いものなので、この条件でのプロパンガス会社との契約は了承していた。ただし、不動産会社とリフォーム業者の担当者に対しては、できればガス給湯器は効率の高い「エコジョーズ」にしてもらいたいと伝えていた。

それが、先週給湯器を確認した時には給湯器が普通のものだったのだ。要望を書面にしたわけでもなかったし、どこかで伝わらなかったのだろう・・・と思っていたのだが、昨日もういちど確認してみると給湯器が「エコジョーズ」のものに変わっていた。外装色も白からブロンズに変わっていたから勘違いではないだろう。ということは、リフォーム業者さんが覚えていてくれて、プロパンガス会社に交換を指示してくれたのだろうか。これはちょっと嬉しかった。

エコジョーズ」は通常のガス給湯器の熱効率(約80%)を90~95%にまで高めたものだ。通常のガス給湯器の排気が200℃ほどであるのに対し、エコジョーズではこの排気を2次熱交換器で利用することにより、最終的に排気温度は80℃以下になる。それによって熱効率が95%ほどにまで上がるのだが、ここで一つ問題がある。2次熱交換器で排気の温度がが100℃以下に下がるということは、2次熱交換器で排気中の水分が結露するということだ。

この結露には、排気ガス中の窒素酸化物などが溶け込むので酸性になる。エコジョーズにはこの酸性の結露水を中和して排水する装置が付いている。アパートなどでは、この余分な排水を行う余裕が無い場合があり、エコジョーズが設置できない場合もある。また、中和装置には炭酸カルシウムが充填されているのだが当然寿命があり、積算運転量が一定量に達すると中和装置の交換をしないとエラーになり運転できなくなる制御装置が付いている。ただ、通常の使用であれば中和装置の寿命は15年あるので、それほど気にすることでもない。

・・・と、理系なのでつい工学的な方向に話が行ってしまった。妻に話してもなかなか分かってもらえないので・・・(^^;;;

昨日のお風呂の体重は・・・と書きたいところだが、妻が体重計も引っ越し用の段ボール箱に片付けてしまったのでわからない。


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2014年12月13日土曜日

生後591日目 「コウノドリ」で知る”AED”

午後3時の客先打合せ前に、温かい飲み物を買ったコンビニから妻にSMSを送信してみた。体調が悪いと言っていたので気になっていた。


生後590日目 サンドイッチを自分で/妻の嘔吐

”少し気持ち悪いけど、夜中ほどじゃないよ”
ちょっとだけ安心して、打合せに向かう。打合せは1時間くらいで終わり、帰り道に別のコンビニに立ち寄って、木曜日に発売の「モーニング」を手に取る。巻頭は「コウノドリ」だ。ちなみに1~6巻まで電子書籍(Kobo)で購入している。7巻の紙の単行本は12月22日発売だが、電子書籍化されるのはかなり後になる。「進撃の巨人」など超売れ筋のコミックは紙の本と同時に電子書籍が販売されるので、「コウノドリ」もそのうち素早く電子書籍化される作品になってほしい。

ちなみに今週号の「コウノドリ」は、作者によると初めて主人公が1コマも登場しない回だった。産婦人科の研修医が、街中で倒れた妊婦を心肺蘇生法とAEDで救命し、勤務している病院に搬送したが・・・という展開。

作中でも触れられていたが、各所に配置されているAEDの使用率は4%ほどだそうだ。この低さはAEDに関する知識不足が要因の一つだ。

AEDに関する詳細は日本心臓財団を参照していただきたいが、使用時の概要は以下のようになる。
  • AEDは音声及びディスプレイやランプで使用法を全てガイドしてくれる。
  • 除細動の要不要はAEDが心電図を計測して自動的に判断する。
  • AEDを使用した人がその事のみで責任を問われることはない。
  • 妊婦が心室細動を起こしたなら、AEDを使用して妊婦を救命することが胎児にとっても最善である。

要はAEDを使うのに必要なのは「行動力」のみだ。心室細動を起こした人に対しては、いかに素早く除細動と心臓マッサージ・人工呼吸を行えるかが生死や後遺症、妊婦の場合なら胎児の生命を左右する。

・・・

帰宅すると、朝よりはいくぶん元気になった妻が迎えてくれた。
「明日、お医者さん行く?」
「ん~・・・」
どうやら引越が終わって落ち着いてから、と考えているようだ。なるべく早く受診してほしいが・・・

昨日の息子は普段にも増してイタズラしまくっていたそうだ。行った悪行を妻が髪にメモに列挙して教えてくれるくらいだ・・・・(^^;
さて、今日は引越し前のもろもろの雑事で1日が過ぎるだろう。



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2014年12月12日金曜日

生後590日目 サンドイッチを自分で/妻の嘔吐

まあまあな時間に帰宅した昨日。Facebookのほうにアップした息子の近況報告にコメントが付いていた。7歳になる口唇口蓋裂の男の子のお母さんからだ。息子の口唇裂の手術の時に、鼻の修正手術で同じ病棟に入っていた。私達よりずっと若く、見た目は今どきのヤングなママ(笑)だったが、話してみるととても聡明な印象を受けたのを覚えている。

生後135日目 口唇裂術後1日目(2) 個室へ移動

Facebookの記事には以下のような事を書いた。
  • 口蓋裂の手術後も、前の方(上顎の付近)は開いていて、飲み物等が出てくるのでちょっとびっくりした。
  • Dr.にはもうちょっと早い時期に説明して欲しい。 
これに対して、要約すると以下のような意味のコメントを頂いた。

「手術後に少し開いてきます。米粒くらいの大きさです。最終的には骨移植で一緒に閉じるんだそうです」
Dr.の話よりよほどわかりやすいのはどうしたもんだろう・・・(^^;; ちなみに、米粒くらいの大きさなので、ご飯粒が入るとけっこう気持ち悪いし取り出すのに苦労するらしい・・・。

児の症状と医療機関によって異なるのではないかと思うが、私達が通う医大附属病院で顎裂を伴う口蓋裂の場合、上顎付近の開いているところは骨移植時に閉じることになるようだ。その時期は小学校1~3年生ぐらいで、夏休みが多い。コメントを頂いた方の息子さんも、 次の夏休みに骨移植だそうだ。

さて、いままで全く食事を自分で食べさせていなかったのだが、抑制筒解除と普通食解禁ということで、ぼちぼち自分で食べさせることにしてみた。とりあえずサンドイッチを少し小さくちぎったものから・・・と思ったら、いきなり自分で口に運んで食べ始めた。そうですか・・・(^^) 何か拍子抜けですが。

・・・

就寝後、午前2時。
「・・・ううう。気持ち悪い。ちょっと吐いちゃった」
という妻の訴えで目が覚めた。トイレで吐いて、ちょっと血が混じっていたという。
「朝になったら病院行ってみる? 全部休むのは無理だけど午前半休くらいなら取れるし、最悪午後3時からの客先打合せだけ行けばいいから・・・」
「う~ん・・・。朝、あなたが会社行くまでに考える」
で、朝になって出した結論が
「もし胃カメラとかになったりすると、3時とか過ぎるかもしれないし・・・。明日にしようかな」
というもの。ちなみに妻は胃腸科外科に勤務して胃・大腸カメラの補助などもしていたことがある。土曜日は患者が多いが、時間を気にせずに受診しようと思えば土曜日のほうがいいだろう。牡蠣ツアーはお預けだ。それより、重い病気でないことを確認するほうがはるかに重要なので・・・

もし症状が悪化するようなら電話するように妻に行って出勤してきた。何事もなければいいが。



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2014年12月11日木曜日

生後589日目 抑制筒卒業し、通常食へ

昨日の妻はその前日に比べれば元気が戻ってきていて、少し安心できた。元気になって、ローカルテレビ局のとある番組を見ていた。ローカル局の局アナが自転車に乗って地元をめぐるという安上がりな番組である(笑

RSKテレビ | 国司憲一郎のリンだRiNだ

昨晩の放送は岡山県の南西部の寄島町・笠岡市。妻の従姉妹がその付近の主要道路沿いに住んでいることもあって、 「映るかも!」と思って観ていたらしいが、見事にスルー。

それでも、番組内で取り上げていた「牡蠣」の店には心惹かれていた。息子が生まれる前、妻の妊娠中のあまり悪阻が酷くない時に、岡山県の「日生」(ひなせ)というところに出掛けて蒸し牡蠣を食べたことがある。妻はものすごく喜んでいた。それを思い出したのか・・・
「おいしそう・・・ 牡蠣食べたい 牡蠣食べたい! た~べ~た~い~! た~べ~た~い~!!」
駄々っ子か。

そんなわけで今週末の外食は牡蠣で決定のようだ。寒そうだが・・・

・・・

さて、昨日はから息子は普通の白ご飯に戻した。本当は来週からということになっているが、口の中を覗いても粘膜はしっかり再生しているようだし、元々ご飯は柔らかく炊くので大丈夫だろう。固い子供用スナック菓子はまだおあずけ。そして、抑制筒もまったくしなくなった。元々口に指を入れる習慣はないし、昼間その様子もない。これで抑制筒も用済みだ。ネットに入れて洗濯した模様。





今朝、早起きして「システム監査」の勉強をしていたら、そのうち妻も起き出してきて朝食の準備を始めた。それから約10分後・・・

「はぁ!」
「何々? どした?」  (虫でも出たか?)
「こっち来て、見てみて」
そこには、紙ゴミ入れとして使っている箱の縁に綺麗に差された緑色のマーカー。息子が伯母のところから強奪し丸1日くらい遊んだ後、行方不明になっていた物だ。なくなってから、息子はマーカーを出せとうるさかったのだが・・・自分で差しておいて忘れたらしい。百舌のはやにえ的な?(^^;

ちなみにペンはこのほか2~3本行方不明のままである。そのうち意外なところから出てくるのだろう。

昨日の息子の体重は11.8kg。



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2014年12月10日水曜日

生後588日目 予防接種予定変更

帰宅して玄関のドアを開けると、いつもだいたい息子を連れて妻が出迎えてくれるのだが、今日は玄関先で息子が一人遊びをしているだけ。妻のお帰りの声も元気がない。・・・さて、私が何かやらかしただろうか? あんまり身に覚えはないが・・・

「今日はちょっと調子が悪くて」
「ほう・・・」
ドキドキものである。さて何が原因だろう? 私じゃないことを祈る(^^;
「たぶん、引っ越しの準備とかでお昼寝があんまり出来てないからだと思うわ。夜はあまり熟睡できないし」
私達は息子に合わせて9時台には就寝していて、元々寝付きのいい私は数分で寝てしまう。そのまま5時くらいまで起きないので良くわからないのだが、深夜に息子がゴソゴソすると妻は起きてしまうのだろう。

・・・という状態ではあるが、昨日は近くのクリニックで予防接種をしてきたそうだ。
「Dr.のアドバイスで、インフルエンザの2回目をなるべく早く接種するために、水痘を次回にしたの。だから、今回は四種混合とB型肝炎とインフルエンザの3本同時」
今回の予防接種は四種混合・B型肝炎・水痘・インフルエンザを予定していたが、このうち水痘だけは生ワクチンであり、他は不活化ワクチンだ。あけるべき接種間隔は、不活化ワクチン接種後は1週間、生ワクチン接種後は4週間である。

つまり今回水痘を接種しなければ、残りは不活化ワクチンだから1週間以上あければ次の予防接種ができる。インフルエンザの2回目をできるだけ早く接種するにはその方法がベストだということだ。

ということで、1~2週間後にインフルエンザと水痘の予防接種をすることになった。今回も大泣きしたという息子には悪いが、もう一度「チックン」で泣いてもらうことになる・・・

予防接種後ではあるが、昨日の息子は妻とは反対にありあまるほど元気。ダンボールをかぶってぐるぐる回るという謎の遊びを覚えた。

ニュースで流れていたが、このところRSウィルス感染症が増えているそうだ。乳幼児の入院で小児の病棟が一杯になってしまった病院もあると聞く。ウィルスなので抗生剤は効かないし、有効なワクチンや抗ウィルス薬もまだ存在しない。手洗い・うがい・マスクなどでできるだけの感染症予防に心がけたいものだ。



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2014年12月9日火曜日

生後587日目 予防接種(4種混合、B型肝炎、水痘、インフルエンザ)

手術前から予約していた予防接種の日だ。今まで2回の手術がありながら何とかスケジュールして、ロタ・Hib・小児肺炎球菌・麻疹・風疹・B型肝炎・BCGなど接種してきた。今回の四種混合・B型肝炎・水痘(2回目)で、予防接種も一段落だ。インフルエンザは毎年受けるが、それ以外(麻疹・風疹の追加、日本脳炎等)は少し間隔が開く。

予防接種スケジュール- Know VPD!

このブログの「予防接種」タグが付いた記事

口唇口蓋裂の子供は、生後3~4箇月で口唇裂の手術、生後1年2箇月~1年6箇月で口蓋裂の手術がある。その前後4週間ずつは基本的に予防接種不可なので、スケジューリングに苦しむことになる。特に口唇裂の手術の時期はB型肝炎・ロタ・Hib・小児肺炎球菌・BCGの推奨接種時期とモロに被るため、親にとっては悩みの種だ。特にロタはあまり月齢が進むと受けられなくなるので、非常にタイミングが難しい。

とはいえ、予防接種はその子の将来を考えた時に非常に重要だ。罹患してしまった時のダメージもあるし、後遺症が残る場合もある。また、教育職や医療職に就く場合や海外で働く場合など、そもそも接種履歴がなければ就職できないことも多い。

集団免疫上も予防接種は重要だ。例えば風疹については、最近、先天性風疹症候群(CRS)がマスコミやコミックなどで取り上げられている。 簡単にいえば、妊婦が風疹に感染すると、90%の高い確率で赤ちゃんに難聴や白内障、心奇形が発生するというものだ。体質的に予防接種をしても抗体価が上がらない女性は存在するし、段々と抗体価が下がる女性もいる(妻も過去に接種していたが、出産後に測定したらだいぶ低く、再接種)。そうした方が妊娠した場合、お腹の赤ちゃんを守るのは周囲の社会全体の責任になる。周囲の風疹の感染率が低ければ、抗体価が低い妊婦さんの赤ちゃんがCRSになる可能性をぐっと下げることができる。だから老若男女問わず、予防接種を受けましょう・・・とうのが集団免疫の考え方だ。

もちろん、予防接種には低確率ながらリスクも存在する。だがリスクとメリットを天秤にかけた場合、全体的にメリットがはるかに大きいのだから、社会として予防接種を進めることになる。不運にも重篤な副反応が発生した場合には、社会的な補償制度を利用することになる。

・・・


さて、息子は本日、4本のチックン(注射)を受ける(^^; 泣くだろうなぁ。




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2014年12月8日月曜日

生後586日目 伯母の様子、お姉ちゃんからの電話

今朝は何となく気分がすぐれず休みたい気分だったが、特に体調不良というわけでもないので漫然と出社している。業務上も休もうと思えば休める感じではあるのだが・・・(^^;

こういうのを妻は敏感に察知するので、家を出る前も「疲れてる?」と心配されてしまった。何でもないよ、と返すしかない。う~ん、家で疲れた顔を見せずにすむようにセルフケアしなければ。

それはともかく

昨日は久しぶりにサービス付き高齢者向け住宅に住む伯母に会いに行った。

後368日目 伯母、サービス付高齢者向住宅入居

生後437日目 子育て支援、児童養護施設で暮らす子、そして伯母のこと

手術前は感染症予防のために、こうした人が集まる施設には行かないようにしていたし、手術後も落ち着くまでは・・・と考えていたので、訪問期間が随分開いてしまった。

前回伯母に息子を見せたのはたぶん9月だから、2箇月ぐらい経過している。口蓋裂手術を乗り越えたことが一番大きな変化だが、歩き方もその頃よりはしっかりしている。軽度認知症の伯母だが、私の息子に関する記憶は結構残っているみたいで、「まあ、しっかり歩くようになったわね」と言ってくれた。
伯母の部屋のテーブルには、ハードカバーの分厚い本や、文庫本のシリーズ物が4冊ほど置いてあった。ずっと独り暮らしをしてきた伯母は、こうして一人静かに本を読んだり、手芸をして過ごすのが好きだ。今の環境は合っている、と自分で言っている。
「でも中には、こういう所に『入れられた』と思っている人もいるみたいね。あと、すごく寂しがりやの人もね。私は一人が何ともないから良いんだけど」
そういう伯母の部屋の中には、私の父母・姉や従姉妹が訪れた形跡がかなりある。一人が楽しい、という人のところには誰かが訪れ、寂しがりやの人のところにはあまり来ない・・・そんなものかなぁ。

そんな叔母の部屋に、妻の実家でもらった蜜柑の5kgの箱をまるごと置いて帰ってきた。

・・・

夕食とお風呂を終えてのんびりしていると、京都で一人暮らししている大学生の娘から妻の携帯へ電話がかかってきた。数カ月ぶりのことだ。話は長かったが、要点をまとめると
  • 京都はめちゃくちゃ寒い
  • 26日ぐらいに帰省する
  • 某高級ホテルでアルバイトを始めた(時給1200円)。 「めっちゃしんどい」(笑
  • 授業でバレーボールが眼にあたって眼科受診した。何か補償が出るらしい。
  • インフルエンザの予防接種まだ
アルバイトの人件費が上がっているというが、まさか、あのウチの娘に時給1200円も払うところがあるとは思わなかった。都市部の人材不足をニュースで聞いてはいたが、まさかこれほどとは(笑

授業中の怪我については、共済で何らか補償があるのだが、あっち行けこっち行けと、手続きがやたらと煩雑なようだ。

インフルエンザの予防接種は(注射嫌いというのもあって)まだ受けていないらしいが、ここは妻が「面倒くさくても打ちなさい」と断固として繰り返していた。重症化すると予防接種の手間と費用どころではないダメージを受けるし、大学の他の生徒さんやアルバイト先にも迷惑をかける事になる。

・・・

息子は特に変わったことはなく・・・強いて言えば犬(のキャラクター)を見て「わんわん・・・」とつぶやくようになったくらい。風邪などは引いていない。せめて来週末の引越までは引きませんように。



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